アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

田沢湖から抱返り渓谷へ

2019-06-06 06:00:05 | つれづれ

鶴の湯をチェックアウトした小生、車に乗った時刻は7時台だった。何しろ鶴の湯の朝食は7時からで、食べ終わったときはまだ7時10分だった。

  

 お昼のこまちに乗るまで時間があるので、観光することにしたが、まずは田沢湖の「たつこ像」に向かう。

 たつこ姫には悲しい伝説が残っていて、永遠の美を所望した結果、龍神となって田沢湖の守り神になっているらしい。最近はクニマスが発見されて話題になっているとか。

  

 黄金に輝くこの像は有名だが、成金趣味ではなく、田沢湖の水の鉱毒により腐食するのを避けたためと。この時期は雪解けの時期のせいか水位も高かった。

 すぐ近くに浮木神社という小さな神社があり、田沢湖に張出す形で建っている。田沢湖には大量のウグイが泳いでいるのが見えた。

  

 さて続いて向かったのが「抱返り渓谷」だ。田沢湖から角館に向かう途中にある。この名前は、かつては難所で人がすれ違う際に、抱きかかえるようなことが必要があったということからその名がついたとのこと。

 まずは渓谷の入り口にある「抱返神社」にお参りする。こちらは前九年の役のときに源義家が発願した神社だ。

 

 ここから巫女岩という岩を眺めながら赤い大きな橋を渡る。これが神の岩橋と名前がついていた。まさにここからが渓谷の始まりだ。

 渓谷自体は山坂はなく、ひたすら渓流に沿った道を進むのだが、随所に岩をくりぬいたトンネルがあったりしてかつての難所だったことを偲ばせてくれる。

 

 渓流も抜群にきれいで、途中に急流があったり、奇岩があったりする。この道を歩いて行くこと約30分、目指す「回顧の滝」が見えてきた

 これで「みかえりのたき」と読む。滝のあまりの美しさに、何度も滝を振り返って見てしまうからという。

  

 元々はこの滝から先まで歩いて行けたようだが、現在は通行止めになっている。この渓谷は紅葉のシーズンがトップシーズンのようだが、新緑もかなりおすすめだ。

 何より、マイナスイオンたっぷりの風が最高に気持ちいい・・・

 

 さて、このまま田沢湖駅に行くには少し早いので、刺巻湿原のミズバショウを見に行った。だが、残念ながら尾瀬の有名なあのイメージにはほど遠く、巨大化してしまっていた。

 どうやらゴールデンウイークの頃が見頃だったようだが、おそらくその頃は尾瀬もかくやの見事なものだったのではと・・・

 

 皮肉な話だが、うっそうとしていて、ただの草むらにしか見えなかった。そこで思わず言ってしまったのが、「これはまるで桜田元大臣の心境のようだなあ」と。

 そのココロは、「まさかこれがシツゲンだとは思わなかった」って・・・(苦笑)

 
   

 さあ、冗談はさておき、田沢湖駅に向かおう・・・またこちらに来ることをお約束して・・・といいつつ、まだ番外が残っています・・・お楽しみに(苦笑)

 って、誰も期待していないってか(爆)


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