さて、出雲大社を参拝した後は、門前のお店などを見ながら昼食である。ここへきたら、小生的にはやはり出雲そばだろうということで、選んだのが「田中屋」というお店。
場所は大社の鳥居からすぐ脇という感じのところ。11時40分頃に到着したところ、前の待ちが三組いたが、それほど待つこともなく入店できた。
温メニューもあったが、やはり定番の割り子の出雲そばだろう。基本は三段で四段、五段とあった。さらに追加もできるようだ。
一個の割り子は大きくないので四段にした。写真でわかるように、海苔や鰹節などが別についてきていて、これをお好みで乗せて、つゆを掛けていただくスタイル。
麺は、写真でもおわかりになるかと思うが、色が黒っぽく、ちょっと独特のもの。コシがあるというより、粘りのあるのど越しのいい麺だ。
一段ごとに違う薬味を入れていただく。シンプルだが、なかなか美味しい。ちょうど京都にいた頃、時々出かけていた尾張屋という蕎麦屋のメニューにこんなのがあった。
えっ、京都で蕎麦? と思われる向きもあるかと思うが、実は老舗のお店で、かなりレベルの高いお店だった。
今から思うと、あの宝来そばというのは、出雲そばのメニューだったのかも知れない。さて、そんなことを思い出しながらそばをすする。
最初の一枚では、余裕というか四段で足りるかしらと思ったが、二枚・三枚と進めていくうちに、ほどほどいい感じになってきた。
かくして四段を食べ終えたときは、ちょうどいい感じだった。そうそう、サイドメニューに「あごの焼き」というのがあったのでこれも注文した。
「あご」とはトビウオのことで、早い話がかまぼことかちくわの類だと思っていただければ近い。これをわさびを付けていただいた。なんとも美味しく、上品な感じだった。
そしてここからお土産屋さんゾーンに向かう。伊勢のおかげ横丁と同じようにたくさんのお店が並ぶ。
縁結びの神にちなみ、こちらでは500円を500縁などと書いている。お土産では勾玉のアクセサリーとか、海産物の加工物などが目に入ったが、ぜんざいのお店も多いようだ。
甘い物は別腹というわけではないが、せっかくなのでいただいた。考えてみれば、伊勢の時も、赤福のお店でぜんざいをいただいたぞ。
神社のお参りの後にぜんざい・・・定番になるかも(汗)
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