久しぶりの高座

去る１０月２１日は、小生久しぶりの高座があった。会場は江戸深川資料館のホールで、ちょうど３００名ほどのところ。落語にはちょうどいい。


　前回の高座は、調べてみたら２００５年のことだから、実に６年ぶりということになる。演題は「掛取り」をかけさせていただいた。
　鳴り物が入るネタだけに、前回だとできなかったが、今回はプロのお囃子さんが入ってくださったので、可能になったという・・・

　まずは事前に入念な打ち合わせを・・・ところが事前にお聞きになっていたせいか、しっかりとご準備されており、スムーズに。
　ということで、二人で記念撮影（笑）。お見せできないのが残念ですが、すごくおきれいな方でした。あ、太鼓の方の男性は・・・省略（苦笑）



　おかげさまでたくさんのお客様にご入場いただき、またヤラセではないかというくらいにいいお客様で、とてもやりやすい雰囲気が・・・
　よし頑張るぞ・・・と思いつつ、出囃子が鳴る。今回は、ほんらいの出囃子が別の演者とかぶったので、「さわぎ」・・・小朝気取りで（笑）

　さて、スムーズに入り、掛け声もいただく。よしよしいい感じ・・・といいつつ、やはり稽古のときと比べてかなり緊張する。
　とはいえ、ポイントポイントでウケも取れていたので、いい感じで進んでいたが・・・やはり落とし穴はあり、ちょっとしたところでトチッてしまった。



　お客様には申し訳ない恥ずかしいところをお見せしてしまったが、幸い気が付かなかった方も多かったみたいで・・・（←甘えてはいけない）
　しかし、やはり本物の鳴り物が入るというのは気持ちいい。セリフにピッタリ合わせてくれるので、演者の腕をカバーしてくれる。

　その意味では、まあまあ許していただけたかと・・・この場を借りてお越しいただいた皆様に厚く御礼申し上げる次第。
　しかし、ちょっと気持ちが昂ぶってしまった感じもある。また次回も出ちゃおうかしらん・・・って、ひいき筋から苦情が来るかも（苦笑）

　また鳴り物入りにしたいなあ・・・（←やっぱりやる気）