鈴木奈穂子の「あさイチ」好調?

NHKのあさイチという番組は、かつて有働アナとイノッチの掛け合いで、好評を博していたが、有働アナのフリー転身に伴い、2018年4月から二代目のキャスターとして近江アナが引き継いだ。

　そして近江アナの退職に伴い、2021年4月から三代目のキャスターになったのが鈴木奈穂子アナだ。

　近江アナについては福岡放送局勤務時代から「おはよう日本」のピンチヒッターに起用された頃から注目していたが、正直あさイチは辛かった。

　タイプが違うとはいえ、有働アナの後というのは荷が重かった感じで、華大に支えてもらっている感があり、彼女が仕切っている感じはなかった。

　であれば、ひょっとして桑子アナがこちらに来る? なんて考えていたが、どっこい小生も忘れていた・・・もうひとりの保守本流のエースのひとり鈴木奈穂子アナを。

　ご案内の方も多いかと思うが、彼女はかつて「おはよう日本」を担当、そこからニュースウォッチ９や、ニュース７を担当してきている、保守本流のエースの一人だ。

　現在のNHKでは、桑子・和久田とともに三本柱ともいうべき存在だ。彼女は産休に入っていたが、復帰の番組が「あさイチ」になったという形。

　現在の小生の環境的にはこの番組を長く見ている時間はあまりないが、それでもチラ見しただけで、明らかに3月までと空気が違うのがわかる。

　その要因は、鈴木アナが明るいからだ。もっといえば、楽しそうにやっているのが見えるのだ。この「楽しそうに」というのを感じたきっかけは、NHKの「みんなの歌」60周年の番組での林田アナを見たことだ。

　今の彼女が担当している首都圏ネットワークはあまりバラエティっぽくないため、彼女にしては地味目なのだが、この番組ではまったく別人だった。

　音大出身ということもあるだろうが、とにかく楽しそうにやっているのが画面を通してもはっきりわかった。

　「あさイチ」の鈴木アナもその時の林田アナと同様に楽しそうなのだ。となれば、華大をはじめ他のスタッフも楽しくないはずがない。

　いきおい番組が明るくなるという・・・失礼を承知でいうと、近江アナにはあまり向いていない番組だったかと・・・

　こちらの記事は、番組が走り始めた頃のものだが、鈴木アナへの期待感が感じられるし、個人的にはもっとよくなっているようにも・・・

　これからしばらくは、鈴木・桑子・和久田の三本柱中心に覇権争いが続くのかしらん・・・そういえば、有働時代にサブで出ていた雨宮萌果もいまやフリーで活躍している。

　栄枯盛衰は世の常とはいえ、この後の展開も楽しみではあるが・・・個人的には林田アナや森下アナ、それに石橋アナと渡邊アナが見られれば・・・か。

　って、思い切り趣味まる出し・・・あっ、中村慶子アナも・・・

　そういえば、トピずれだが、どこかの国の首相もアメリカのメディアからは「いつでも楽しくなさそうな顔をしている」と評されているそうな。

アモーレ・カンターレ・マンジャーレ