あさかぜ・さくらといえば、鉄道マニアならずとも、何か思い出がある人が多いのではないか。そう、ブルートレインの九州方面行きの名称である。その二つが、とうとう廃止されるという。
思えば、「さくら」は、小生が初めて乗ったブルートレインであった。学生時代のクラブ仲間との旅行であったが、切符を取るために、発売開始日にみんなで並んだ記憶がある。
夕方に、東京駅を出発し、仲間とワイワイやりながらの寝台は、その設備から何から、初体験の小生をワクワクさせるに十分だった。
小生、電車の中ではなかなか寝付けないので、寝られないかと思ったが、不思議と気楽に寝られたのが嬉しかった。ちょうど、季節も2月頃だったような記憶がある。
考えてみれば、あの日が小生の九州上陸初体験でもあった。
そのツアーの帰りは、東京行き最終の新幹線だった。つらかった。同じ距離なのに、楽しさはともかく、快適さまでもが違う。新幹線が嫌いになったのも、このときが初めてだった。
今では、仕事で九州に行くときは、例外なく飛行機となり、ブルトレなど考えられない。だが、あの頃のブルトレは、夢と快適な時間を乗せていた。
浴衣着て寝ながら移動できること、この浴衣着てというのがいい。海外に飛行機で行くのに、浴衣には着替えられない。これができるのは、ブルトレか船しかない。
故三遊亭円生の十八番のひとつに、「三十石」というのがある。京都の伏見から大坂に淀川を船で夜行する噺である。
ここに、「そうこう言うなよ、今夜は寝ながら旅ができるぞ」というくだりがある。やはり、寝台車のワクワク感が出ている。
「さくら」以後、いろんなブルトレに乗った。一番最近では、札幌の猛吹雪で飛行機がダメになり、キャンセル待ちで「北斗星」に乗った。さすがに、長い道のりであったが、これも一人で、しかも仕事帰りではダメだ。
小生の今の状況からすれば、時間をお金で買うのはいたしかたないし、電車に乗ることが目的の旅行は、本末転倒という気もする。
だが、あの頃のブルトレのような心ときめく乗り物にもう乗れなくなったのが淋しい・・・
思えば、「さくら」は、小生が初めて乗ったブルートレインであった。学生時代のクラブ仲間との旅行であったが、切符を取るために、発売開始日にみんなで並んだ記憶がある。
夕方に、東京駅を出発し、仲間とワイワイやりながらの寝台は、その設備から何から、初体験の小生をワクワクさせるに十分だった。
小生、電車の中ではなかなか寝付けないので、寝られないかと思ったが、不思議と気楽に寝られたのが嬉しかった。ちょうど、季節も2月頃だったような記憶がある。
考えてみれば、あの日が小生の九州上陸初体験でもあった。
そのツアーの帰りは、東京行き最終の新幹線だった。つらかった。同じ距離なのに、楽しさはともかく、快適さまでもが違う。新幹線が嫌いになったのも、このときが初めてだった。
今では、仕事で九州に行くときは、例外なく飛行機となり、ブルトレなど考えられない。だが、あの頃のブルトレは、夢と快適な時間を乗せていた。
浴衣着て寝ながら移動できること、この浴衣着てというのがいい。海外に飛行機で行くのに、浴衣には着替えられない。これができるのは、ブルトレか船しかない。
故三遊亭円生の十八番のひとつに、「三十石」というのがある。京都の伏見から大坂に淀川を船で夜行する噺である。
ここに、「そうこう言うなよ、今夜は寝ながら旅ができるぞ」というくだりがある。やはり、寝台車のワクワク感が出ている。
「さくら」以後、いろんなブルトレに乗った。一番最近では、札幌の猛吹雪で飛行機がダメになり、キャンセル待ちで「北斗星」に乗った。さすがに、長い道のりであったが、これも一人で、しかも仕事帰りではダメだ。
小生の今の状況からすれば、時間をお金で買うのはいたしかたないし、電車に乗ることが目的の旅行は、本末転倒という気もする。
だが、あの頃のブルトレのような心ときめく乗り物にもう乗れなくなったのが淋しい・・・
昔よく、ガンバの宮崎キャンプに行っていた時は、いつも「寝台特急富士」で行きました。
飛行機なら1時間半で着くところを、飛行機が嫌いなゆきこと私は、東京駅から22時間かけて宮崎まで行きました。
始発から終点までの二人での旅は、本当に楽しかったです。
とちゅうから大分が終点になってしまい、ちょっと残念な思いはしましたが。
今でも廃止されずに走っているんだろうか。
また宮崎キャンプに行ける時があったら、ぜひまた乗ってみたいと思いますね。
一昨年夏、弘前で用事があったので「日本海」に乗りましたが、相席の出張サラリーマンと世間話をしたり、寝台列車独特の雰囲気が味わえました。
残る寝台特急は14本と聞きましたが、まだある内にできるだけ乗っておこうと思っています。
仕事で、やむなく乗ったのですが、ちょっとだけワクワクしたのを覚えてます。
同じようにこのニュースを感じている方がいらっしゃることが分かり、寂しい中にも何だかホッとしたような気持ちになりました。
今は去っていくブルトレに感謝の気持ちでいっぱいです。
☆まだよく分かっていないのですが、トラックバックって便利な機能ですね。
小生、本来アホネタが多く、数で勝負しております。
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管理人桂
確かに、朝ヒマですね。でも、そんなヒマな時間も普段にはないので、貴重でした。
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