日本という国は素晴らしい国だ。国家試験に受からなければ、弁護士や医師にはなれないが、漢字が読めなくても大臣にはなれるんだから・・・(爆)
すでにいろんなところでニュースになっているので、ご存じの方も多いと思うが、文科省副大臣様が、「便宜」を「びんせん」とお読みになっていたという。記事はこちらで。
さらに記事にあるように彼は、「出自」も「でじ」と読んでいらした様子・・・あっ・・・ちょっと待て、彼は元々本職は教師だったはず。
小生の記憶が確かならば、教師になるのは試験がなかったっけ? ってか、漢字は読める必要がないことが判明したわけか。
それにしても大臣さまたちの漢字能力のすばらしさときたら・・・で、先日の官房長官様は、「恋々」を「れんめん」とお読みになった。
元総理の「未曾有」の「みぞうゆう」なんてのはまだレベルが高い方だが、北方担当大臣様が「歯舞」を読めないとかもあった。
そりゃそうだ、何しろトップの総理大臣様が、「云々」を「でんでん」と読み、「腹心の友」を「ばくしんのとも」と読む。
この手の話を挙げると、とっさに読み間違えるなんて誰だってあるだろうという擁護論もあるだろう。
だが、たとえば「人口に膾炙する」なんて特別な言葉ではなく、普通の言葉でしかないわけだし、さらにいえば、国会での答弁書はフリガナまで用意しているわけで、それを飛び越えるというのは、そう読むと思い込んでるからではないのかと・・・
素晴らしいのは、成蹊大の出身でありながら、「成長」という漢字が書けないこと・・・
いやいや、安心しましょう。日本語は常に変化しています。すでに「そもそも」という言葉には、「基本的に」という意味があるという閣議決定までしてますから。これから閣議決定が次々になされるだろう。
とりあえず、「云々」は「でんでん」とも読むとか、「腹心」を「ばくしん」と読むなんてのからスタートかな。
あっ、そうそう総理大臣様は、いつの間にか「立法府の長」を兼務されたらしいが、おそらく近々「司法の長」も兼務するだろう。
きっとそれも閣議決定するのかしらん・・・いやあ、素晴らしい国です(爆)
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