アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

「人生成り行き」で小出恵介が落語にハマる?

2013-08-15 05:24:18 | つれづれ
8月11日と18日の二回にわたり、立川談志の半生を描いたドラマ「人生成り行き」が放送されている。

 先週、11日は前半で談志が若き頃を放映していたが、談志役を演じていたのが、小出恵介だった。小出恵介といえば、若き実力派として小生も気に入っている。
 このドラマは、立川談春がナレーションをやっていて、ときどき談志がいろんなところでしゃべっていた語録が入る。

 この語録は、小生が尾瀬の温泉宿「梅田屋」で見たようなものだが、談志の考え方が見えるもの。
 実際、「努力なんて馬鹿に恵んだ夢である」なんて言葉がもろに出ていた。もっとも、表題の「人生成り行き」という言葉自体がそうなんだが・・・

 また劇中、師匠の小さん役として出ていたのが、市馬。これはいかにもハマり役だったが、逆にいうと市馬がいかに昭和のにおいのする噺家かという・・・(汗)
 さて、それはともかくとして、落語物のドラマの常として、役者が落語をやるシーンがある。小出恵介も「蜘蛛駕籠」とか「野ざらし」とかやっていた。

 これが、なかなか堂にいっていた。っていうか、何より楽しそうにやっている。見ていて、本気で落語の楽しさを感じとったのではないかって。それがいかにも小出恵介らしい。
 かつてタイガー&ドラゴンで西田敏行が落語のシーンを好演していたが、あの時もこのまま西田敏行が落語を趣味で始めるのではないかって感じたが。

 今回も、これがきっかけで、小出恵介が風間杜夫と同様に落語を始めるのではないかって・・・そうなれば、また興味深いが・・・
 ドラマは、今週の18日に後編となる。今度は中山秀征が談志役をやる。小さん門下を飛び出して立川流を立ち上げていく・・・

 個人的には、立川流になってからは、どうなの? ということが多かったが、とはいえ落語マニアとしては見るしかないだろう。
 市馬の演技も見ものだし、中山秀征がどんな演技をするかも楽しみである。NHK BSプレミアムで18日の22時からだ。興味のある方はどうぞ。

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