先日、小生の師匠からお誘いを受け、池袋演芸場で行われた柳家小袁治の会に出かけてきた。小袁治という噺家、先代の小さんの弟子であるがいわゆる寄席の噺家って感じだ。
小生、独演会でお聞きするのは初めてだったが、今回で第92回というからすごい。年4回の開催だそうだが、20年以上続けていることになる。
さて、そうこうしているうちに開演。開口一番は、花緑の弟子の緑太だった。「狸札」だったが、本人は「狸の恩返し」としていた。口調がなかなかよい。
そして続いて出てきたのが、鈴々舎八ゑ馬。なんでも最近引っ越ししたということをマクラで振っていたが、始めたネタが「宿替え」。
江戸では「粗忽の釘」と言われているが、彼は上方でやっているので、「宿替え」となる。枝雀のそれをベースにしていると言っていた。
そして小袁治の登場。予めネタ出ししていて一席目は「短命」だった。パンフには小さんの型であっさりと上品にやりたいとあったが・・・
まさしく小さんの型で、しつこくなく、いい仕上がり。最近この噺をコッテリやる噺家さんが多いが、本来爆笑を誘うネタではなく、クスクスッというのが正統派かと。
その意味では、とても伝統的な・・・「らしい落語」を聞かせてもらったという感じだった。なんかこういう芸って安心するのは、小生がオヤジだからかしらん。
ここで中入りとなり、再開後はアコーディオン漫談の近藤志げる。これまでも何度か聞いているが、野口雨情ネタで。ただ、ちょっとヒザとしては長かったかなって。
そして再び小袁治が登場し、「大山詣り」だ。こちらもネタ出し。これまた小さんの型で、安心して聞けた。
さて、ここからが第二部。この会はこの後打ち上げが別料金で付いていて、当然こちらにも参加。元巨人の横山投手がやっているお店だった。
ご覧のとおり、小袁治師匠と八ゑ馬のお隣で、たっぷり落語にまつわるお話などしながら飲んでいたが、さすがに噺家さんと日本酒をやっていると、けっこう酔ってしまった。
とても楽しいひとときの後は、とてもつらい翌朝になってしまったことは言うまでもない・・・(苦笑)
小生、独演会でお聞きするのは初めてだったが、今回で第92回というからすごい。年4回の開催だそうだが、20年以上続けていることになる。
さて、そうこうしているうちに開演。開口一番は、花緑の弟子の緑太だった。「狸札」だったが、本人は「狸の恩返し」としていた。口調がなかなかよい。
そして続いて出てきたのが、鈴々舎八ゑ馬。なんでも最近引っ越ししたということをマクラで振っていたが、始めたネタが「宿替え」。
江戸では「粗忽の釘」と言われているが、彼は上方でやっているので、「宿替え」となる。枝雀のそれをベースにしていると言っていた。
そして小袁治の登場。予めネタ出ししていて一席目は「短命」だった。パンフには小さんの型であっさりと上品にやりたいとあったが・・・
まさしく小さんの型で、しつこくなく、いい仕上がり。最近この噺をコッテリやる噺家さんが多いが、本来爆笑を誘うネタではなく、クスクスッというのが正統派かと。
その意味では、とても伝統的な・・・「らしい落語」を聞かせてもらったという感じだった。なんかこういう芸って安心するのは、小生がオヤジだからかしらん。
ここで中入りとなり、再開後はアコーディオン漫談の近藤志げる。これまでも何度か聞いているが、野口雨情ネタで。ただ、ちょっとヒザとしては長かったかなって。
そして再び小袁治が登場し、「大山詣り」だ。こちらもネタ出し。これまた小さんの型で、安心して聞けた。
さて、ここからが第二部。この会はこの後打ち上げが別料金で付いていて、当然こちらにも参加。元巨人の横山投手がやっているお店だった。
ご覧のとおり、小袁治師匠と八ゑ馬のお隣で、たっぷり落語にまつわるお話などしながら飲んでいたが、さすがに噺家さんと日本酒をやっていると、けっこう酔ってしまった。
とても楽しいひとときの後は、とてもつらい翌朝になってしまったことは言うまでもない・・・(苦笑)
実は、当日八ゑ馬とメルアドとか電話番号を交換し、コンタクトが取れるようになりました。あの周辺のおおすめのお店なんかも教えたりしましたよ~