知人などから新型コロナに関して聞く話は当たり前だが、「もし感染したら心配だ」というトーンのものが多い。
そして、連日のようにマスコミを通じて流れてくる不安なニュースや専門家面をした尾身某のもっともらしい注意喚起などに、「すっかりこの国の国民は洗脳されている」というのが小生の認識だ。
これまでは、いろいろな影響を考えて筆を控えていたが・・・ここに至り、さすがに書かせていただくことにした。
まずはこちらの記事をご覧いただこう。
「社会に決定的ダメージを与える前に打つべき手は山とある。その決定打たる指定感染症2類相当の解除をテレビで訴えた医師に、どうやら圧力がかかった。その正体こそが、国民の命の敵であろう。」とある。
まず、客観的な事実から整理しておきたい。昨年、新型コロナを指定感染症にするにあたっては、当時の内閣はパブコメなどの手順を無視し、いきなり閣議決定で決めるという荒業でスタートした。
その結果、新型コロナの指定ランクを2類とし、しかも遺体の取り扱いに関してはエボラ出血熱並みの1類並みの設定とした。
まだ、詳しいリスクについてわかっていない状況下だから、百歩譲ってそれを是としよう。だが、その後このウイルスについていろいろわかってきた。にもかかわらず、ランクを直すことのないまま現在に至っている。この1月は更新する時期だ。
詳しい話は記事を読んでいただくこととし、このウイルスについてのリスクは年齢による差はあるが、トータルで見ればインフルエンザ並みということである。
ところが、指定感染症レベルが上記の通りなので、新型コロナには、致死率5割超のエボラ出血熱並みの対応を求められる。
よって、近年の医療費削減もあり、余裕がない民間病院には負担が重く、受け入れれば風評被害も避けられないため民間病院の多くが受け入れを拒否しているのが実状だ。
では・・・ということで、このランクを見直すべしとテレビで主張した医師に圧力がかかったり、全国の保健所長の訴えを無視しているのは政権である。
それが証拠に、感染症レベルの更新について厚労省はパブコメを実施していたが、なんと募集期間途中で打ち切って、更新を決めた。
すでに保健所も限界との報道もされているが、マスコミも何が原因で限界なのかについてはほとんど触れていない。
少なくともテレビに出てくる専門家と称する人たちは不安をあおり、患者を減らせと訴える。もちろん、そのことは間違ってはいないが、減らす努力と同時にランク見直し対応こそ必要なのだ。
すでに手遅れとなってしまった・・・もはや、医療現場も保健所も(あえて書くと不必要なくらいに過剰な対応により)限界を突破してしまうだろう・・・
すでに現場からの離脱者も出始めているようだ。
片方で感染拡大で緊急事態宣言、片方でコロナに勝った証として・・・この状況で五輪・・・ありえない。
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