アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

第22回いとこの会

2016-11-02 10:19:21 | 落語
ひょんなご縁から出掛け始めた「いとこの会」、どうしても都合がつかずに一度パスしたが、席亭さんを応援したいと思っていて、先日第22回が行われるというので、出掛けてきた。


 今回も会場は新板橋近くのイベントスペース。もはや勝手知ったるという感じで訪問。今回のメンバーは、花いち・八ゑ馬・小辰・小んぶの四人
 開演前に撮った写真では、花いちのめくりが出ているが、まずトップバッターで出てきたのが、小辰・・・あれれ・・・と思いながら。

 沖縄の宴会の話や結婚式の司会の話などしながら始めたのは・・・おお、「高砂や」だ。ひょっとしてこれは市馬の型か? って感じがしたが。
 さすがに小辰らしく仕上がっていたが、ややマクラが長かったかなと。このところ、独演会などで長いマクラで話す演者が多くなっているが、四人会ではコントロールもしてほしい。

 続いて登場したのが八ゑ馬。なんたらコンテスト用の3分落語を2席やり、続いて始めたのが「看板のピン」。これはなかなかいい感じに聞いた。
 3分落語はもちろんオリジナルだが、彼にはこの手の能力もありそうだ。面白い存在として成長していってほしいものだ。

 ここで中入り・・・と思いきや、花いちが出てきた。どうやら、この後のコントのため、構成をこのようにしたようだ。
 静岡県人の花いち、前々回では「宿へGO!」という新作だったが・・・おっ、「親子酒」だ。むむむ、大師匠の先代小さんが十八番にしていたネタだ。

 噺の方はまずまず楽しく聞けたが、つかみのところで、なんとなくバタついた感じがしてしまい、もったいないなあと。あとで気付いたが、話の中で「まあ」が多いような。これがきれいになれば、噺家らしくなるのかも・・・なんてプロに言ってはいけませんな。
 そしてお楽しみ・・・かどうかのコント。今回は花いちと八ゑ馬のそれだったが・・・うーん、コメントは控えておこう(苦笑)

 そしてトリは小んぶ。粗忽者と振りながら・・・おっ「粗忽長屋」だ。先代小さんの十八番中の十八番。さて、小さんを敬愛してやまない小んぶがどうやるか・・・
 むむ、マクラの小話といい、本題といい、小さんのそれをよく踏襲している。ナンセンスの極みみたいな噺だが、それだけに崩すと破綻しやすいネタだ。

 このナンセンスネタを正攻法で仕上げた小んぶ。なかなかいいじゃないかって・・・今回も満足して帰路についた。
 小生は今回も聞くばっかりだったが、席亭さんには、相変わらず頑張ってらっしゃるご様子。大変お疲れ様でした。この記事で、改めて御礼申し上げたい。
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