JR池袋駅構内にCAMPというカレースタンドがある。なんとはないお店なんだが、その名の通り、店内がキャンプの雰囲気になっている。
先日久しぶりに立ち寄る機会があった。それなりに時間もタイトだったので、早そうなのにしようかと・・・
で、チョイスしたのが野菜とベーコンのカレー。ほどなくして出てきたのが、トップ写真のこれだ。ベーコンは意外に薄切りだったが悪くない。
カレーの味は万人ウケするようなもの。これもまた特徴がないといえばそうだが、普通に美味しくいただくことができた。
皿もキャンプのイメージでフライパンに乗って出てくるし、スプーンも写真でわかるようにスコップのスタイルだ。
食器などを入れる入れ物も飯盒だし、水を飲むコップもアルミ製という・・・インテリアとも合わせてつかの間のキャンプ気分だ。
店員のお姉さんたちも、いかにもキャンプでえ~すという佇まいの衣装。ひとときというにも短い間だが、こういうムードって大切だろう。
そして精算してから電車に乗ったのだが、頭の中に中学生のときのキャンプの思い出がよみがえってきた。
二泊三日で、地元の山に登ったのだが、キャンプ場ではないので、トイレも自分たちで作ったワイルドなもの。
そしてご飯も近くの川原に下りて作ったのだが、やはり定番のカレーが一回は入る。本当は大きな鍋で作るのが正しいのだろうが、そこは安易にボンカレーに走った。
個人的には缶詰カレーの方が安いので、それを事前の打ち合わせのときに主張したが、ガキ大将に「ボンじゃなきゃダメだ」と却下された記憶がある。
さらによみがえってきたのが、愚娘の学童クラブのときのキャンプだ。保護者にキャンプマニアの方や看護師さんに歯医者さん、もちろん学校の先生、さらには給食の献立を作っている調理師さんなどがいて、なかなか面白かった。
カレー作りもチームごとに個性があり、同じものでこんなに味が変わるかと・・・
一番ユニークだったのは、水を入れすぎたため、隠し味などと称して味噌を入れたチームがあったことだ。
そして夜は、保護者たちで缶ビールの宴会・・・楽しかったなあ。そういえば、あの可愛らしいお母さん、今どうしているかなあ・・・って、小生よりちょい年上だったから・・・うーむ、あの頃のいい思い出だけにした方がいいかも。
というノスタルジーにひたる小生であった。最近はグランピングがブームだが、こういう思い出も悪くないなあと。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます