さてさて、ランフラットタイヤで命拾いをしたことを紹介したが、貝掛温泉に行く前にお昼ご飯に立ち寄ったのが、眞心庵というお蕎麦屋さんだ。
といっても、こちらは蕎麦屋さんというよりも、ホテルのオヤジさんがお昼どきにやっているお店だそうで、注文を受けてから茹でるという。
ということだったので、到着時間が見えたところで電話したところ、「では茹で始めます」と。おお、これはラッキーかも。
お店に到着したところ、学生のクラブの合宿で使用するようなホテルだったが、その大広間でお蕎麦をいただくようだ。
事前に注文していたので、蕎麦は待ち時間が短くて済むようだが、追加で天ぷらをお願いした。ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれだ。
おお、まさしく十割蕎麦って感じの真っ黒い蕎麦だ。しかも、十割だから短く切れていて、いかにも・・・って。
さて、見た目はともかく味はどうだろう。「おっ・・・こ・これは・・・美味い」思わず声を出してしまうような感じだった。
コシが抜群にあって、しかも味が感じられる。これはすごい・・・天ぷらは、意外に地味なものだったが、塩でいただいた。
むむむ・・・場所は国道17号線で猿ヶ京温泉の入口あたりを少し脇に入ったところだが、貝掛温泉に行くときにも使えるかも・・・って。
ただ、フリーで行くと一日限定20食だし、注文から出てくるまでに時間がかかるので、事前に電話しながら走った方がいいかも知れない。
唯一残念だったのは、そば湯が薄めだったことだ。甲府の専心庵とか、戸隠の山笑の濃いそば湯とは比べられないレベルだった。
蕎麦自体は、この両店に勝るとも劣らないレベルにあったので、惜しいといえば惜しいところ。
とはいえ、美味しいお蕎麦が食べられるので、この近くに来たらまた立ち寄ることになりそうだ。
眞心庵はなかなかお勧めのお蕎麦屋さんである。
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