すっかり、初秋。
すすきの穂がびっしり・・・
大学のキャンパスを外から見ると、こんな感じ。
初めて行った病院で
乳がん患者会の主催で、
「再発転移」を考えた講演会。
東京から見えた会長さんの元気なことが印象的。
すでに患者会が発足してから35年だそう。
今までに主に行ってきた乳がん検診啓蒙から
再発・転移患者さんへのサポートへと、
少し活動の重点を移行しているようです。
講演の流れ:
会長さんのお話
乳腺外科医と放射線医の講演
再発患者さんを含めたパネルディスカッション
乳腺外科の医師からのお話で
初めて聞いたことをメモ。
*転移性乳がん治療の考え方
HortobagyiからPiccaartへ→個別治療(?)
*免疫能力の高いと、ハーセプチンが良く効くという報告
→今のところの免疫療法で薦めるものはない
*治験中の新薬
・ASCO2014 OlympiaA試験 遺伝子変異に対するオハラリブの効果治験
・FDA(USA厚労省にあたる)によるFACEII治験 パルボジクリブ
←腫瘍をおとなしくさせる
ハーセプチンが出てきてから、
乳がん治療が画期的に変わった。
この五-十年の間に、またこのような変化があるはずと
結ばれてました。
その後、患者さんを含めてのディスカッション。
それぞれに、つらさを持ちつつも、
正直に胸の内を語ってくださる勇気がすごい。
その中でひとり、感極まってか、
泣いた方もいたが、
思いを外に出すのが必要なんだよね。
会長さん曰く、
『手術を受けて、それ以前より輝いて
生きていって欲しい』
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乳腺の担当になった当初一-二年は、つらかったとおしゃってました。(二十数年前のこと)
その後、新薬が出てきて、そしてこれからも・・・患者さんに寄り添った臨床医の気持ちかと。いい先生ですね。
名古屋は本当に残暑が厳しくってね。お嬢さん、長いこと住んでいらっしゃるのでしょうか?
いつまでも鳴いてるセミが恨めしかったわ。セミには罪はないんですけど・・・
また、覗いてください(とはいえ、ひと月に一回アップするかどうかですけど。)
雨がひどく降っているようですが、大丈夫ですか。
再発患者向けの講演は少なくて貴重です。
レポありがとうございます。
免疫療法にも興味があるのですが、これだけいろんなものがHPで紹介されていても、結局、結果がはっきり出て、医師も認めるものって無いんですね。
NHKで特集組んだりすると、つい、良いんじゃないか?と素人は思ってしまうのですが・・。放射線もしかりです。
こうして患者に寄り添ってくれる医師も、探せばたくさんいて、出会いには運もあるのかなあ・・・と思いつつ、つい多くを望んでしまう^^;
主治医に「放射線」って口に出したら、完全否定するんじゃないかと想像しながら、それでも時を待つ私デス。
悩まされたエリア・メールがうそのよう。
最近の講演会は、すでに聞き知ったことが、多く
そして標準治療のおさらいがほとんど。
でも、そこから一つ進んで、必ずしも同じ流れで治療するだけではないぞ、ということを知りましたね。
一度照射を受けた場合は、もう二度と放射線はうけられないと言うわけでもなさそう【放射線医の話】
ちょっとずつ変わっているところもありそうです。
放射線医でさえも、効くのかと首をかしげる症状でも、
奏功するするときもある。やってみなければ、わからないというのが本音のようです。
これは薬でも同様かと。
チャンスは見逃さずに、これというときには
飛びついてくださいね。