玄海の語り部

「健康」を当たり前と思っている人。
それを失ったときに判る「健康」のありがたさ!
川俣保美がそれを熱く語ります。

核酸について

2011年06月28日 12時46分50秒 | 健康諸々
昨日は鹿児島での健康セミナーでした。

テーマはアトピー性皮膚炎。

鹿児島ではあまりアトピーの患者さんは少ないようで、参加者の中にはアトピーで悩んでいる人はいませんでした。

セミナーの後、核酸について質問があり、「健康食品として核酸入りの飲料が販売されているが、これはどうでしょうか」との質問でした。

私は核酸自体は大変重要な栄養素の一つですが、現在の食生活では不足している事はありえないのではないか。

また、摂り過ぎていることが問題で、日本では糖尿病と並んで痛風患者が増えているのではないかと答えました。

この健康食品の核酸は白子から作られていて、白子の核酸だけは特別なもので、核酸自体は摂取過多が問題になっているが、これは必要な核酸だと説明を受けたそうです。

核酸は核酸、特別な核酸なんかありませんと説明しました。

例えば、ブドウ糖は大変大切な栄養素です。

病院でも、手術の後などで、ブドウ糖の点滴を受けることがあります。

しかし通常の生活を送っている私達にブドウ糖が不足するしている人はいるでしょうか。

「砂糖は体内で速やかにブドウ糖に変わりますが、ブドウ糖は人間にとって最も大切な栄養素だから、砂糖を摂りましょうと言って、砂糖入りの健康食品を販売に来たら、貴方は健康のために毎日飲みますか?それと同じことですよ」

と話したら、納得して頂けたようでした。

現代人に核酸が不足している、白子の核酸は特別な核酸だ!

私の書いている事に異論があれば、是非とも意見をお願いしたいと考えています。

個人的にはこのような健康食品が販売されている事に、健康食品を販売している一人として、大変悲しい思いをしています。














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