玄海の語り部

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ダイハツ軽「リッター30キロ」の車を開発

2011年09月21日 08時42分27秒 | 最近読んだ本から

ダイハツエ業は20日、高い燃費性能と低価格を両立させた新型軽自動車「ミライース」を発売したと発表した。ガソリン1㍑あたり30㌔㍍の走行が可能で、ハイブリッド車(HV)並みの燃費を実現。価格は最低79万5000円に抑えた。エコカーの座を巡り、小型車やHVとの競争が激しくなりそうだ。 

 

燃費性能は実際の走行パターンに近い新しい計測基準でガソリン1㍑あたり30㌔㍍(従来基準では32㌔㍍)。

 

軽自動車で従来最高の27㌔㍍を大幅に上回り、現在のガソリン車で最高となる。 

 

車体重量を730㌔㌘と、従来車種の「ミラ」に比べ約60㌔㌘軽量化したほか、停車前の減速時点で時速7㌔以下になるとエンジンを止める新型のアイドリンク停止機能を搭載。燃費性能をミラに比べ約40%向上した。 

 

同時に部品点数の削減や調達ルート見直しを進め、部品費用を約3割削減した。価格(一部地域を除く)は79万5000~122万円。販売の中心となる量販グレードは99万5000円と100万円を切る価格に設定した。国内で月間7000台の販売を見込む。 

 

ダイハツは今後開発するほかの車種も高い燃費性能と低価格を両立させたタイプとする方針。伊奈功一社長は「東日本大震災後、軽自動車の需要は回復しており、一気に攻める」と語った。

ミライースの販売開始を機に、約670の系列販売店を中心にエコマイスターと呼ぶ独自の認定制度を導入。ダイハツから認定を受けた販売店の営業スタッフが来店客に省エネにつながる運転の方法などを指導する。

ガソリン1㍑あたりの走行距離では、すでにトヨタ自動車の「プリウス」が30㌔㍍を超えている。マツダも主力小型車「デミオ」で燃費性能を高めた。燃費性能でガソリン車はHVを激しく追い上げており、エコカーの座を巡る競争は激しくなりそうだ。

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