瓦山瓦版

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🟣瓦山瓦版🟣No.98🟣2019.11.1版

2024-12-06 11:00:00 | 日記
  44年前 我が家に友人の
 米国🇺🇸の青年が泊まった
  秋の頃とて
 様々な虫が騒々しい程
   集く晩であった
  虫の音が話題となったが
青年には 
 どうやら聞こえていない様子
  耳の病でもあるかと
   話題を逸らした

 そして つい最近
  この様な記事に遭遇

「なぜ日本人には 虫の音が
  聞こえ 外国人には
   聞こえないのか」

 左脳と右脳の違いを調べると
  ・音楽・機械音・雑音は
    右脳で
 ・言語音は左脳で感知するのは
   日本人も西洋人も
    共通だが
 ・母音・泣き・笑い・嘆き
 ・虫や動物の鳴き声
 ・波・風・雨音・せせらぎ
 ・邦楽器音 等々
日本人は左脳で聴き
  西洋人は右脳で聴くらしい
 この特徴は日本人と
   ポリネシア🇵🇫人だけで
  中国人や韓国人も
   西洋型を示すといふ

“生きとし生けるもの“の声に
  耳を傾けることの出来る
   日本人

 その自然に対する
  敬虔な姿勢は
“宇宙船地球号“の中で
  貴重な責務を担う




 谷崎潤一郎著
  陰翳礼讃〈いんえいらいさん〉
    1933年

 日本に西洋文化が
  押し寄せるなか
   “陰翳“ によって
  生かされる美しさこそ
   日本の美であると説き
 建築を学ぶ者の
    バイブルとして
  世界中で読み継がれている
   陰翳礼讃 のなかで

🟣万年筆✒️と毛筆について・・・
 万年筆を日本人か
  支那人が考案したなら
   穂先を毛筆にして
 🟦青インクではなく
  墨汁が軸から先へ滲みる様
   工夫し それに合わせて
 西洋紙は不便故
  和紙が要求されただろう

 些細な文房具ではあるが
  紙 和紙 毛筆が
   発達していたなら
 漢字や仮名文字への
  愛着も強くなり 
   日本人の思想も
 西洋を模倣せず
  独創的新天地へ
突き進んでいたかも知れない

 と86年前に記している




 現在の筆ペンは 1972年
セーラー万年筆✒️が開発し
  呉竹社が商品化した
   歴史がある

 筆ペンを
  毎日の暮らしに愛用している


 谷崎潤一郎氏が100年も昔
  考えていらっしゃった事実に
   感動でした


 


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