ここでは、イスラエルの建国やパレスチナの歴史には触れない。
イスラエルが、1948年に「人為的」に作られたということを考えてみる。
ずっと普通に暮らしてたパレスチナの人達。
しかし、ある時から宗教的に対立する民族が増え始め、その国だけができる。
しかも、4度の中東戦争で自分達の領域はどんどん狭くなる。
イスラエル建国の根拠は何だろう。
2000年前にローマ帝国に滅ぼされるまで、ユダヤ人がパレスチナに住んでいたということか。
一部のユダヤ人は各地に散らばりながらも信仰を守り続け、差別により一般の仕事に就けなかったために金融業に携わるようになる。一部のユダヤ人達はパレスチナに住み続け、イスラエルの建国までは、パレスチナ人と対立することなく暮らしていた。なのに・・・、
19世紀末からシオニズムが起きる。
第一次世界大戦中のイギリスの三枚舌外交。
第二次世界大戦中のホロコースト。
かわいそうだからイスラエル建国。
何となく正当性があるように思えてしまう。
これが「ユダヤ=キリスト教」の罠。
我々は、キリスト教を「すご~い」と思いすぎているのではないか(そう洗脳されてきた)。ユダヤ教とキリスト教は、ルサンチマンの宗教(ボク達はイジメられてるけど特別だもんね)。支配はしやすいし、敵にしたら厄介。
2000年前のことを持ち出されてもねえ、だったら何でも言える。
ネイティブアメリカンやアイヌ、琉球の人達はどうなるんだ。
でも、彼らは「返せ」とは言わない。
なぜなら彼らの考えは、土地は誰のものでもないというものだから。
世界で、特に日本でこんなにイスラエルが人気なかったとは思わなかった。ハラリ君もショックらしい。今となっては、中東戦争にも疑問符がつく。イスラエルが攻撃された時に最初に破壊されたビル、9.11と同じような崩れ方をした。
感謝祭は11月の第4木曜日。元々はイギリスからアメリカに渡ってきた人達が食べ物に困っていた時に、ネイティブアメリカンが助けてくれたのが起源。彼らにじゃなくて神に感謝してるんだからねぇ。それどころか、彼らは土地を奪われて人口は激減した。
月の土地、ネット限定価格2,700円で売ってますよ。これは、法律がないことをいいことに勝手にやってるのだが、「土地の価格」というものをよく表している。要は早いもん勝ち。