隠居と共に舞い降りた仕事。
その名は町内会。
今まで無意識に、実は意図的に避けていたもの。
一番苦手な、現実的なこと。
隠居したら、やらんばとは思っていた。
実家に戻ってから27年間、何もしてなかったんだから。
しかし、ハードルは高い。
中学3年から引っ越したんで、地域には全く馴染んでいない。
元々未知の世界は大の苦手。
幼稚園に行けない状態に戻っちまった。
今までは、酒の力で乗り切ってきた。
今は頼みの懇親会もない。
今年から班長で、去年は組織対策委員。
で、思ったこと。
もしかしたら、国政よりも難しいかも。
今までは次のように思っていた。
国の仕事は町内会のようなもの。
お金を集めて、どのように使うか。
町内のごみ箱をどこに置くか。
それが、原発や米軍基地。(必要かどうかは別として)
家族 → 町内 → 市町村 → 都道府県 → 国 → 世界
人数が多くなり、地域が広くなるほど難しくなる。
しか~し、そうではないのであ~る。
町内会よりも国政の方が、ある意味簡単かもしれない。
国政なんてちょろいもんだと、コロナが教えてくれた。ウソと大げさで、国民なんて簡単に操ることができる。
町内会は身近な故、人々は意見を言いやすい。
全ての人が一家言を持っている。
そして、会社などと違って様々な人がいる。
まるで小学校低学年状態。
近いが故に利害が絡む。(領土問題=隣の木の枝)
町内会 is the 日本社会。
完全away状態。
この未知なる世界にどうやって入っていけばいいのか。
あぁ、いちご大福が好きであったなら。
せめて、おいしいと嘘が言えたなら。
また、仮面を被って生きなければならないのか。
「人間失格」の葉蔵のように。
なかなか以前のように気楽にブログを書くことができないでいます。そりゃそうだよな、あんなすごいもんを見せられたら。
ということで、今回も人のせいにして加藤さんのnoteを紹介して終わります。
ぜひ、ご一読を。