現代日本の問題は、食料、教育、少子化だと思っている。が、今まであまり触れてこなかった。(もうわかってるでしょ、てのもあって)
世界の大きな、難しい問題は人口問題だと思っていたけれど、近頃はこう思っている。これだけの人口が維持できてるということは、地球にはそのキャパシティがあるということだ。もちろん、全員が車に乗れば一発で地球は終わる。だから、SDGsじゃなくて持続する non-development なんだろうけど。まあ、多すぎるわね。
で、今回は少子化について。日本の適正人口はどうなのか、という話もあるが、生産人口の減少、年齢構成のバランス、都市への集中=地方の過疎化といった問題が起こる。少子化の原因も様々あるだろうが、メスとして子供を欲しくなくなっているのでは、ということを一番危惧している。損得で考える社会。現代社会の問題のほぼ全てに、このことが絡んでいる。
非婚化は、現代の「気の合った」人とつき合うという傾向とも関係がある。そもそも「合わない」人と結婚するんだろうし、「合わない」ことをするのが仕事。これまた加藤和さんにお任せします。まあ、合わない所が気になってくると熟年離婚となるのでしょう。この場合、男が捨てられるのが当たり前ですな。そもそも、結婚は女性にとってメリットはあまりない。損得じゃないけど。
で、例によって加藤和さんが上手にまとめてらっしゃるので、要約します。( )内はブログ主註。
加藤さんの note 2022年05月08日の記事を
ご覧ください
育児は大変。こんな大変なことを親だけでやれていたはずはない、というのが集落づくりのきっかけ。教育ほど(こんなのどうでもいい)育児については語られない。それは、社会の中心で物事を決めている人達の大半が、育児なんてしたことないから(女性にやらせていた)。育児は他人と比較できない。家の中で行われ、出来が可視化(成績のように数値化-これも疑問だが)されるわけじゃない。0歳3ヶ月ぐらいから保育園に入れて、基本的な世話は祖母とかに任せていても育児。一方、保育園に入れず4歳ぐらいまでワンオペも育児。また、弱みを見せたら負け、みたいなところもある。教育なら「うちの子、ほんとに勉強しなくてゲームばかりで、困っちゃうの」と弱音を吐ける。でも育児は無理。「うちの子、夜は寝ないし、ぐずるし、困っちゃうの」とか言おうものなら、おっぱいが足りないんじゃないのとか、もっと抱っこしなくちゃ、とか言われる。おまけに、イラついてちょっとでも揺さぶろうものなら警察からの児相案件。出来の良い子供は社会の中枢に行き、教育を語る。育児など覚えてないし、やってもいないし、興味もない。社会の歪みをワンオペ育児のお母さん方が、皺寄せを受けているのかなと思う。(以上、要約引用)
一番なるほどなと思ったのは、社会の中心で物事を決めている人達の大半が、育児なんてしたことない、の部分(中枢に男が就いているということ)。つい先日高校の同級生と久しぶりに飲んだのだが、少子化の話になり、この通りの展開となった。
何度か書いてきたが、地域で育てなければ無理。現代だったら、老人ホームとの連携とかできないものか。そして、職員の給与保証。本当に少子化を憂いているのなら、公的資金を投入しんと。
加藤さんは、高知で「集落づくり」をされている。それは、現代の諸問題(特に不登校・引きこもり)を解決するためには「共同体」の再構築が必要だから。加藤和さんは「育児」から「意識」が生じた、とも。このあたりをご覧ください。
プーチンへのタッカー・カールソンのインタビューが話題となっておりやすが、何よりもプーチンの話ぶりが印象的だった。最近の政治家では見てないような気が。
渡辺真知子、好きでした。画像は、1980年の「唇よ、熱く君を語れ」のCM。覚えてないけど。花の浪人生活の始まりでしたな。