今回も加藤和さんのnoteの記事を元に書きました(ほとんどパクリです)
この世界は繋がり合ってバランスをとっている(利他)。そのバランスをとるために、各々の生命は「自分」という枠を持ち、その「枠」を拡大させようとする(利己)。そうしないと、例えば「捕食」という行動もとることができない。つまり、生命は「競争」するようにプログラミングされている。
この「自分」という「枠」があるために、どの生命も世界を正しく把握できない。仮に正しく把握できたとしたら、自分と外界との境目がなくなってしまう。そうなったら、生きるというモチベーションを失って滅びてしまうだろう。
仏教は自我を無くせと言っている(世界を正しく把握)。が、そうすると食べていけないから、托鉢して世俗社会に恵んでもらって生きる。これは、豊かな社会じゃないと不可能。砂漠の一神教とはえらい違いである。これが、アジアとヨーロッパの差だ。
世界のバランスをとっている「力」は上下する。あるものが強くなると、他のものは押し下げられる。拡大しようとする「力」が弱いと、自然に押し潰されてしまう。
しかし、今は人間の「力」が大きくなりすぎている。サーベルタイガーに食われていた頃はよかったのかもしれない。このままでは、人間の「欲」を実現できる技術の発達により、人間が「枠」を拡大し過ぎて滅びる可能性が高い。
森の植物が繋がり合っているように、人間も繋がり合っている。水や空気がなければ生きられないし、森や海とも繋がっている。一方で、そんなわけないじゃん、人間は人間だよ、他を「利用」しているんだよ、と、人間は感じるようにプログラミングされている。でも、人間は考えることができるはずだから、それが本当の世界の見方ではなく、むしろ現代では自分の首を絞めていることに気づくだろう。いつの日か。
シクラメンを見ていると思う。花の一つひとつが「自分」なのだろうか。最初に出た花、まだ小さな蕾。競争しているのか、共存なのか、ランダム性の賭けなのか。一方、人間から見れば、一つのシクラメンだ。我々も一つひとつの花なのに、自分さえよければと思いすぎているのではないか。花だけじゃなく、葉っぱもいる。根っこもいるでよ~。
このままいけば、人類は滅びる。資本主義は、明らかにまちがった方向に進んでいる。利己を拡大しすぎ。人間が考えられるスパンはせいぜい100年。核兵器の問題、環境問題は本能的には無理。だからしっかりと考え、各自が適切に判断しなければらない。難しいことだけれど。
今まで、救うヒントは「女性原理」だと書いてきた。
女性原理 やらなきゃないこと(利他)
皆のため 他人の世話
男性原理 やりたいこと(利己)
自分のため 何か残したい
これは、出産する・しないが大きい。そして育児。男は…、要らないんだよね、はっきり言って。集団に一人いればいい(極端な話)。現代の男にとって「やらなきゃないこと」は仕事(かつては狩漁)。だから、隠居すると何もすることがなくなる。資本主義も戦争も(つまり政治)、男が主導権を握ると(と思っているだけだけど)ロクなことはない。こんなにも役に立たない者達がやってるんだから。「オレのはすごい」と言いたいだけ。そして、何かを残そうとする。バカだねぇ。
桜があっという間に咲いた。川沿いの小さな公園で、女子高生二人がこじんまりと花見をしていた。桜は、人間さまは大丈夫かな、と思っているのではないか。こんなに調子に乗ってていいの、って。ソメイヨシノも人工だけど。
川勝くん。彼もひどいけど、バッシングがまたひどいね。それを載せるヤフーニュース。いつもの「イジメ」ですよ。