AIはヒトを超えれまテン!
当たり前すぎるので、今まで書かなかった。
今考えている「虚構」とも関係あるので、遅ればせながら。
なぜ、AIはヒトを超えられないのか。
それは、思ってるよりヒトはすごいから。
例えば車の運転。
我々は無意識のうちに、いろいろなことを分析しながら運転している。
この場所、この時間帯は危ないとか。
何となく気をつけないと、とか。(第六感?逆にミスもするが)
こんなこと、コンピューターには無理。
彼らは、演算(検索も)が速いだけだ。
だいたいが、電気というものを信用していない。小さい時に、おもちゃが動かなくなるから嫌だった。電池がなくなったり、一つでも回路が切れていたら終わり。
変な言い方だが、脳はAIに近づきたがっている。
一般に頭の回転が速いのは、CPU、メモリ、HDDの性能。
所詮、コンピューターなのである。
まあ、脳が自分に似たものを作ったわけだが。
もっと大切なことがあるのにね。(優秀すぎるコンピューターは、覚悟ができねぇやね)
脳が人体を支配しているように見えるが、脳は支配されているに過ぎないらしい。
我々がパソコンを使っている時は、常に0、1を求められている。赤と青の導火線のどちらかを切ったら爆発する、ということを四六時中やらされているのだ。例えば、入力を1文字でも間違えば動かない。こんなことも、生きづらい原因の一つかも。英語などの表音文字の言語とも関係していると思う。始まりはフェニキア文字だけどね。
AIの普及により、ヒトを必要としない分野ができる。
でも、本当にそれでいいのだろうか。
そして、調子に乗った脳は、ヒトや社会をコンピューター的に支配しようとする。
「脳」人間が恐れているのは、そういうことだよね。
今起こっている諸問題は、「脳」が作り出したともいえる。
コロナなんてわかりやすいんだけどね。
虫や動物たちを見よ。
人間は自然に敵わないどころか、敵だよね。
当ブログで「脳のクセ」と言っているのは、このこと。「脳」は、モノを秩序立てて整理したがる。1+1=2でモノを考えようとする。√3じゃねぇんだよ。「不二草紙」さんのいう「モノのコト化」である。世の中を言葉では説明できない(だから芸術がある)。言葉は「悪」になってしまう?「善」は言葉にならない?な~んてことを、「BILLY BAT」を読みながら思った。
それにしても、「富岳」を使ったマスク有無の飛沫の飛び方の実験はすごかったですな。アリを核ミサイルで攻撃しているようなもん。あんなん小学生でもわかるでしょ。
ヒトとAIの違いは、無限の問題が絡んでくるんじゃないかと思っている。脳が捉えることのできない無限が。
どうも閉じよう閉じようとしているように見えるんだよね。これだけ飛行機やらインターネットが普及してるのに。江戸時代の方がよっぽど開けていたよ。文化も可能性も。