国交省は31日、大戸川ダムの建設凍結を発表した。
大戸川ダム建設凍結 国交省、流域知事の反対受け(朝日、2009年3月31日)
記事は近畿地方整備局のコメントとして「(凍結の)決め手は知事の意見と世の中の声。地元の住民団体の要望などあらゆる人からの要望を踏まえた」と伝えている。河川計画整備案に一旦盛り込まれた計画が、このような形で凍結されるのは初めてとのこと。
大戸川ダムの建設工事に伴い、下流の桂川でも大規模な開削が行われることが予定されていた。工事が始まれば、ダム建設地のみならず、桂川の生きものたちへの影響も大きいことが予想された。
それだけに、2007年にダム計画の凍結撤回が報じられた時には、非常に憤りを感じた(大戸川ダム凍結撤回)が、今回の決定については、桂川の流域住民の一人として素直に歓迎したい。
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