ヒトリゴト

ヒミツのヒトリゴト。まったり読んでください。

不気味

2009-07-12 13:54:22 | インポート
日曜日の昼下がり、勝手口を叩く人がいる。
「はーい」と明るく戸をあけて出てみると、
ヒトメでわかる異常者(T_T)
これが30才前後と思われる女性で
身なりもきちんとしているけど目がキレキレ。
「私と一緒にお墓に行ってくれませんか」
負けるもんか、目をジッと見てこたえる。
「いやです」
「なぜですかっ ! 歴史に興味ありますか」
「ないです」
「じゃなんでお寺やってるんですかっ」
「なぜでも」 目をそらしたら負けだ。
ノラねことバトルしてる気分。
ちょうどあおきさんが来たので
「お客さんが来たのわかるでしょ、
いま忙しいの」
「待ってます」
梵鐘をごーんごーんと撞きはじめた。
あおきさんびっくり「なんなん、あれ」
「相手にすんなよ、今日の狙いは ? 」
「オフィサー」「ほほー」
あおきさんが帰っていくとまた話し始める。
「私が天皇家の人間だったらどうしますか」
「どうもしません」
「なぜですかっ」
「なぜでも」
「親が私はアタマがおかしいと言います、
私ってヘンですか」
「私はお医者じゃないからわかりません」
「言い訳ですね」
「…じゃ、忙しいので」
「逃げるんですかっ」

まじ忙しいんだって。
オフィサー買わなくちゃ。
家うちに約1名、不気味な人間がいるのに
これ以上相手にしてるヒマないっす。

コメント
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