上市町は富山から車で20分程
人口は1.8万人程度の小さな町だけど、古くから立山信仰の参道に通ずる場所として知られ、2012年にはアニメ映画「おおかみ子供の雨と雪」の舞台にもなったりした。
そんな上市町の東の端っこの方、上市川の白竜橋の近くにお店はある。
主要県道・富山立山魚津線に面していて昔は行き交う人で賑わったのかも知れない。
店の入り口にはラーメン・蕎麦・ランチののぼりがはためいていた。
看板には老舗・山本屋と
老舗を自ら名乗るだけあって、明治末期創業でもう100年以上も昔から三代に渡って受け継がれて営業なさっていて現在は四代目もいらっしゃるとの事。
元々は蕎麦屋として創業その後ラーメン店に、醤油味の上市ラーメンのお店だったらしい。
今のご主人になってから客の要望に応えて、定食やいろいろなメニューを増やしていったようだ。
今は麺類を中心とした定食屋的なお店。
店内にはテーブルと小上がり
カウンター席もある。
メニューはびっしりと丁寧に手書きで書かれている。
ラーメンに蕎麦、うどん各種、おつまみも充実。
お客に「おすすめは何ですか?」って聞かれて
「あんかけチャンポンメンです」って答えていたな。
カレーやうな重、天丼など多岐にわたってメニューは充実している。
見てると、定食やランチセットを注文している客が多い。
テーブルの調味料は一味・七味・胡椒・醤油・ソース
ラーメン屋とはちょっと違うな。
さて今回ボクが注文したのはラーメン・800円
これが基本の中華そば的なメニューで
しょうゆラーメン(野菜入り)・900円ってのもある。
麺が同じか?スープは違うのか?ちょっと気になる。
ラーメンは中華そばって呼んでもいい感じの見た目。
シンプルな醤油味だけど、塩味はしっかりしている。
麺はやや中細の縮れ麺
麺にしっかりスープが絡むので、もうちょっと塩味は控えめでも良いように思うけど、
こんな感じがこの地元の味なのだろう。
ファミレスには無い品揃えで、これからも地元密着で永く営業して欲しいお店でした。