今日は朝から昼前については曇り空となりましたが、一時的には晴れ間が続き、気温そのものはかなり上昇となり増した。日照時間そのものは前日ほどはなく、昼前には記録には出てこないものの、バラツキもありました。
こんな中で、午前中の作業としては非常に助かった陽気となっていて、朝一番で委託苗の3回目の育苗での穂木の播種を行いました。必要本数は240本程度ですが、一回目の育苗がイマイチとなっていて、前回の播種時でも増量播種を行い、昨日の密閉養生トンネル解除時点での活着率は95.75%(315本/329本)程度となっていますが、最終確認では300本程度(91.19%)を予定しています。
委託本数の計画は1,000本ですが、定植のハウスそのものも台風後の計画となっていて、実際の処減ったことが良かったかもしれません。実際の処かなりの降温と前半の日照不足が裏目になっていて、台木播種後の穂木の播種が1日程度ズラシ、接ぎ木そのものも1.5日程度遅くなりました。台木カボチャ播種後接ぎ木までが7.94h、穂木が3.73h程度となっていて。2回目については当初の天候そのものも余り考慮せず、温度のみの中で接ぎ木。台木カボチャ播種後接ぎ木までが6.0h、穂木が3.08h程度とかなりの短縮を余儀なくされました。基本的には穂木の発芽揃いの朝に接ぎ木を行い、翌日朝一番でPot挿しを行い、現状の状態でもかなりの高温度に振り回されました。
今回の一回目の接ぎ木については、ある程度予想してたこともあり、本数が減ったことも予想の範囲内となっていて、ズラシそのものが若干遅れましたが、台木カボチャの子葉の高温焼けについては、現状の中ではほとんど影響が出ていませんので、台木カボチャ1.94日程度伸びた分の影響が出たものは、ダメになったこともあり、本数が減りました。断根挿し接ぎについては、夏場の気温が高い中では、穂木播種日より2日から3日前の台木カボチャ播種を確実に計画しなければならないと思います。気象情報も十分考慮しながら、情報収集については、小まめに行う必要があります。
毎回の事ながら同じような失敗はしないように気をつけてはいるものの、なかなか思ったような状態にはなりませんね。
2019年ハウス抑制栽培7月20日播き
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