Kazucci ブログ

Composer, Bassist 土村和史の活動内容など

音楽のこととか久々に書いてみた

2008-11-13 01:44:59 | Weblog
 9月下旬からから11月上旬にかけてライブ行きまくった感があります。鬼怒無月(g)森泰人(b)岡部洋一(per)セッションにはじまり、Mike del Ferro(p),Olivier Antunes(p),ボヒュースレンビッグバンド,オレが愛して止まないJean-Phillippe Viret(b)Trio、そして先週見た沖至(tp)高橋悠治(p)さがゆき(vo)という3人による即興音楽。
 どれも良いコンサートだったけど、最も印象に残っているのが最後に記した日本人即興演奏家によるコラボ。
 一番最近のコンサートだから最も印象に残っている? んー、必ずしもそういうわけではないね。
 沖さんと高橋さんを見るのは初めてだったけど、脱力しきってるのがすごく印象的。たたずまいはけっこう対照的で、沖さんはfrom Franceって感じのロートレックの絵から出てきたようないでたち。香ばしさ2割増しって感じだけど。高橋さんは嫁から「お父さん、寒いから散歩行くんだったらダウンのベスト羽織って行きなさい」っていわれた舅風。(失礼!実はかっこよかったッス)
 もちろん彼らの音は素晴らしかったんだけど、それがどんなにすごいかわかったのは帰りの車の中。普段垂涎もので聞いてた欧米のコンテンポラリージャズのピアノの音が皆軽く聞こえる。音圧とか、この銀盤に入ってる白い人たちや黒い人たちのほうが出てると思うんだよね。すごい脱力してて、ふわっと音が出てくるだけなんだもん、けっして大きな音じゃないし。なんだったんだろう、あの音の重みは? そういやジム・ホールを聞いたときも同じ経験してるな。
 まあ達人の生音のマジックにやられたんだと思います、はい。
 おまけにこっちは人間が練れてきたのか年をとって感受性レセプターが過敏になったのか、割と生音にノックアウトされやすい状態でライブを聞きに行くことが多いです最近。

そんな合間に先月はThomas Walbum(p)の日本ツアーを敢行したりして充実した秋を過ごせたワタクシですがThomasのmyspaceで彼とのライブの動画が見られます。彼の写真の真下にある「videos」をクリックすると4曲ばかりアップされてるページに行けます。

まじめに日記を書いてみようと思ったけど結局最後は宣伝くさくなってしまいましたね。たまに更新していっぺんに用を済まそうとするからですね、これは。でももともと宣伝用のブログだからこれでいいのだ
 それではおやすみなさいzzz
コメント
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