日々の事 暮らしの事

気の向くままに 書き綴っています。

NHKスペシャル『沸騰都市のそれから』

2009年03月30日 23時02分28秒 | 日記
昨日、NHKスペシャル『沸騰都市のそれから』を見ました。
天地人の後だったので見逃すことがありません。

昨年、NHKスペシャルでとりあげた 沸騰都市
ロンドン、ドバイ、ダッカ、イスタンブール。
当時は世界経済の絶好調を謳歌していました。
昨年10月のアメリカ発の金融危機以降経済が崩壊の危機に陥っています。

イギリスは製造業を捨てて金融立国を目指して外国からの投資を
積極的に受け入れていて特にロンドンなどはロシアからの富裕層を受け入れていました。
金融危機によりロシアの富裕層はいなくなり、
ポーランドからの出稼ぎの労働者は国に帰るしかない状況。
ロンドンからポーランドまで長距離バスが走っているなんて知りませでしたよ。
一体、どの程の距離と時間がかかるのか考えただけでも疲れます。

ドバイは海外からの不動産投資で
不動産価格が右肩上がり。日本で言う不動産バブルが起きていました。
これといった製造業もないため金融危機が起こるとあっという間に不動産バブルが崩壊。
まあ、ケインズ経済学で言う「市場の見えざる手」で適正価格に戻ったのでしょう。
数々のプロジェクトは中止や延期。不動産価格は半分程度に。

ダッカでは中東に出稼ぎに出ていた派遣労働者が大量に解雇され
帰国ラッシュ。
まあ、世界中どこへ行っても労働力の調整弁として真っ先に切られるのは
派遣労働者であり。社会的弱者。
これは資本主義社会ではどうにもならないことかもしれないが
そこは政治の出番。セーフティーネットを張ってどうにかしてもらいたいものです。

イスタンブールでは米国向けの縫製工場の注文が減少。
同じ、イスラム社会でも金融危機の影響の少ないイランに活路を見出している。
親米政権のトルコにとってイスラム教と一線を博しているので
イスラム社会との結びつきは危ういものかも。

最後はすこし明るい話題で締めくくっていた。
ドバイではアフリカ資本の投資会社が割安になった不動産を購入していたり
ダッカでは金融危機の影響が少なかったリビアの石油プラントに労働者を派遣したりしていた。

この番組を見ていると日本もかつてはそうであったように
世界は当分 立ち直れないと実感できる。



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東京都現代美術館

2009年03月30日 08時56分08秒 | Art Cafe
日曜日にもかかわらず上の子が日能研。
13時45分に終了なのでその後、日本科学未来館に行きたいというので
それまでの時間は下の子と二人で木場にある東京都現代美術館に行ってきました。





21日から長期の改修が終わってリニューアルオープン。
リニューアルを記念して31日まで常設展は無料開放しています。
ちなみに今日は休館日なので明日だけです。

僕の持っているMOTパスポートも長期の改修で有効期限が
3ヶ月も伸びました。 ラッキー

ミュージアムショップもリニューアル。



企画展が開催されていないせいか、販売しているものが少し少なくなったような気がします。

ミュージアムショップの奥にトイレも新設されました。



モダンアートっぽい トイレとなっています。

常設展示は無料にもかかわらず 観賞している人もまばらですね。
土曜日の六本木アートナイトでのARTIST FILE 2009 の無料開放日は大混雑でしたが。
木場公園では散歩している人や家族連れがたくさんいましたが見に来る人はいないのかな.....
31日まで無料というのは現代美術館の中に入るまで告示されていないので知らない人も多いかも。



14時からミュージアムトークがあるみたいでした。参加はできず。
そういえばレストランとカフェも新しくなっていました。
フレンチ系のレストランはいまだに値段が高いですね。まあ、仕方ないか。
国立新美術館、国立近代美術館、東京都現代美術館とどれもフレンチの名店が入ってるみたいですが
いまだに一度も行ったことがありません。いちど食べてみたいな

常設展示はあっという間に見てしまったので地下にある美術図書館で休憩。
ここの美術図書館は最高です。一日いても飽きませんね。お腹減るけど。

木場公園の 梅? は綺麗でしたよ。




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