一型でも適当に糖質制限。

主婦の平凡な糖質オフの日々

看とりと、かたづけ。

2018年02月05日 | 日記
いやー実に忙しかったkazukouです。


一月末から義父の意識が悪くなり、
傾眠、昏眠を経て最後の三日間は昏睡状態にありました。

おじいちゃんのことが大好きな息子らに覚悟をさせつつ、
三日間は息子らを私の傍らに寝かせ、
主人と私で、義父を挟みこんで眠る形をとっていました。

最後は穏やか表情で、昼過ぎに息を引き取りました。

義父の望み通り、自宅での看とりを終えることができました。

在宅クリニックの看護師さんとエンゼルケアを行う際、
「お嫁さんの希望はありますか?」
と、尋ねられたので、

頭部の洗浄をモコモコの泡で、綺麗にしてあげたい!と、希望しました。


闘病時、頭部の皮膚の爛れが酷く、
免疫力が低下した腫瘍部分は、院内感染の為にMRSAと緑膿菌が検出されていました。


毎日、生理食塩水で洗浄していましたが、
激しい痛みの為に、そおっと流すことしか、この一年は出来なかった。


最後にモコモコのクリーミーな泡で、洗って差し上げられたのが、
自己満足ですが、嬉かったです。


仮通夜は自宅で、済ませ。
通夜、葬式と終え、先週、初七日が過ぎました。
これから、毎週、四十九日法要まで七日供養を繰返し納骨する予定です。


義母を励ますのもそうですが、
子どもたちが、哀しみ。
今も、おじいちゃんの綿入れを着て毎夜眠り。
食事は、おじいちゃんの箸を使って、ご飯を食べています。

そんな、子どもたちに義母も慰められている様子です。



さて、私と主人は哀しいながらも、それに浸るひまは全くありません。


役所、各銀行の手続き。
喪主の義母に代わっての手続きなので必要書類に伴い。
委任状も書くので、書類も倍々でした。
(現在進行ちぅ)


それと、義父は退職後から 15年以上、木彫りの仏さまを作るのが趣味でした。
かれこれ、100体は彫っています。

もともと、器用な義父は何れも精巧で、
朝から晩まで、彫っておりました。


自宅の奥の部屋(6畳)が義父の工房になっており、
鶴の恩返しのおつうさんのように籠っていました。


役所の手続き後に主人と部屋を覗くと、
何処から手をつけて良いのか判らない状態。
ムンクの叫び状態です。


腐るものではありませんが、はっきり云ってゴミ屋敷です。

家事や訪問客のお茶だし以外は片付けに明け暮れ、
毎夜12時近くまで頑張りました。

最寄りの清掃工場に木片や木くず、その他もろもろ(仏さんは代々、大事に保管します)
のゴミを車で6往復しました。

本日の時点で、600キロは捨てました。


後は少しずつ、毎日のゴミステーションで何とかなりそうですが、果てしない物語…。


まぁ、これが生きた証なのだと、主人と笑いながら取り組みましたが、

もともと、休憩が、大好きな主人。

捨てに行く時以外は役にたたず、はっきり云って7割りは、自分でやりました。今後もそうであろう…。


『運動ぢゃ!』
と、我を諭しながらの取り組みでした。

片付けは9割程終わり、久々、こたつに入っておる次第です。

あぁ、時間よとまれ。