大分仕上がってきた
店の床とクロス貼りが終わって
店内に立ってみると
震災からの復興というよりも
自らの計画でお店をリニューアルオープンさせる時のようなワクワク感が
胸から溢れてくる。。。
工場も大型の冷凍庫が入ったことにより元の姿に戻りつつあります。
月曜日には全ての機械の発注が完了し
6月中には完成予定。
津波で水没した機械はほぼ修理不能か修理できたとしても
新品に迫る費用がかかる。
そんな中で数少ない生き残り機械がこちらの
大久保商会が輸入しているリバースシーター
パイ生地を伸ばす機械です。
輸入元の大久保商会さんから修理の途中経過が写真で
送られてきましたが、
丁寧に扱われている様子が伝わってきます。
見た目はそれほどひどい損傷はなかったのだけれど、
電装系はもちろん17ヶもあるベアリングも塩水によるさびで固着して動かないらしく
全て交換だそうですが
津波にのまれた工場の中から
愛着のある機械が完全に修復されて戻ってくるのは嬉しいことです。
これらの物はフラクタルな意味で今回の歴史的な自然の猛威から復活そして発展までのシンボルになります。
生きとし生けるもの全ては 平和で満たされています。
思い出してください
今シーズン鳥海山春スキー登山中みあげた太陽。
太陽の周りの虹は上空に水蒸気が多いと現れます
多くの場合のちに天候が崩れるというサインですが
目まぐるしく天候が変わる独立峰のこの山においては
そのまま天候がもつことも。。。
この日もこの後どんどん晴れあがり
結局晴天に恵まれた良いツアーとなりました。
先日割れていたガラスが新しいものに入れ替わり
今日から店舗の床貼り工事がはじまりました。
見ているだけでワクワクです。
次は大物です。
ショーケースの報告書を手にダイヤ冷ケースの大熊さんとサトー商会の片桐さんがご来店くださいました。
ケースを分解したところの写真を入れた丁寧な報告書に感心しました。
結果はケーキ用のショーケースは錆が酷く再生は不可
マカロンショーケースはなんとか再生できそうとのことでしたが
完全に分解掃除はできないとのことで。。。。悩みに悩んで。。。
細かすぎるのかもと思いましたが。。。やはり自分の性格には逆らえず。。。
どちらのショーケースも新たに作り直すことにしました。
これで気持ちはスッキリです。
大熊さんが救助してきてくれたゾウのババールの限定フェーブ
あまりの可愛さでショーケースに飾っていたものですが
地震でケースの奥底に入り込み取り出せなくなっていたのです。
そして次の話は
大のマカロンファンだという沖縄で泡盛を作っている会社の社長さんに
仙台泡盛文化の会のKさんが泡盛の一升瓶を託され
お見舞いに来てくれました。
宮里酒造さんの春雨という泡盛で、ラベルの横にカリーと書いてありますが
これはカレー風味ではなく、、、でも一瞬味を想像して。。。。やっぱりあり得ない。。。。
それでKさんに意味を聞いてみると
寿ぐという意味や運を呼び込む意味が
あるらしく、
沖縄では昔から泡盛は神事に使われるそうですが
カリーラベルはさらに運を呼び込む縁起物だそうです。
それから一緒にもらったパンフレットをみると11月1日は泡盛の日と書いていることに驚きました。
また111を見せられてしまった。意味は長くなるので省略しますが
ここ一年ほど前から頻繁に目にする数字だったので縁というものを感じてしまいます。
このお酒は店舗が完成したら店の建っている土地にささげたいとおもいます。
そしてそして夕方からは遥々オーストラリアからお見舞いに来てくれた
ナッシュ夫妻とお好み焼きディナーで楽しい一日の締めくくりになりました!
とにかく毎日色々な方から励ましやお見舞いをいただき
感謝のねんが絶えません。
今の自分にできることは早く皆さんに愛あるお菓子を届けることだと再々再確認の日々が続いています。
朝から店舗床の施工打ち合わせ、自宅駐車場の一時保管しておいた
10台もの冷蔵庫の廃棄搬出を確認した後急いで出発!
お友達とせい子さん私の3人で
泉区にあるアンティークショップ ポートランド主催の蚤の市へ
お店で使う焼き菓子トレーなどを購入に行ってまいりましたわ
混雑する店内でピンと来たものを色々と購入し
そのあとランチをとりに、ここの近くのノートルシャンブルへ
山服、無精ひげに雪焼けした顔では。。。この店にはミスマッチかと思いましたが。。。。
今の私にノートルはヨーロッパの山小屋のように感じてしまいます。。。
石が埋め込まれた壁がクライミングウォールに見えます。。。皆さんすみません。。。妄想が止まりません
登攀ルートをイメージして思わず登ろうとした私に
せい子さんが今日はロープが無いから安全確保できませんよとやんわり静止
仕方なく。。。いや楽しくゆったりとした食事をいただいてその後、お山に癒しのエネルギーをもらいたいとせい子様とお友達は泉ヶ岳へ。。。
で 私は超~久しぶりに会ったオーナーの純子姫や偶然居合わせたG+TREEの里美姫たちと
時を忘れて夕方まで楽しいティータイム
今日は花柄のワンピースでも着ればよかったな~と思うほどにレイディーな一日でした。笑
ローラアシュレイのアンティークスタンドなど素敵な小物を揃えることができました。
先週に引き続きM-freeの和田さんにガイドをお願いして
同じメンバーで鳥海山にきました
今回はおなじみの祓川コースを登ります
来る途中少しばかり雨が降ったり
又数日前の予報ではあまり天気は良くないようでしたが
なんとか持ちそうな感じです。
薄曇りで山頂は雲で見えませんが、何も期待せずなんとなく登り始めました。
一時間もするとしだいに青空が見えてきました。
この季節、標高1500mを越えたあたりから雲の上にでます。
お~山頂が見えた
期待しないとは言ったものの山頂が見えるとイ~ものですね。
虹の輪は上空に水蒸気があるとできるもので、この後天気が崩れることが多いのです。
昨年はこの虹の後大荒れになったのですが、、、、
今日はどんどん雲が消えて行きます!
間もなく78歳になるTさんの売り切れ申告で1820m地点でドロップすることにしました。
ここは昨年悪天候で撤収した同じ場所です。
最高の天気の中ザラメ雪の大斜面を滑降!
振り向けば青空に浮かぶ鳥海山
実際は写真の何百倍も圧倒的で神々しい山。。。そんな雰囲気はなかなか記録できないものです。
ひょ~ 素敵過ぎる。。。
途中で雪のダイニングテーブルを作り 雲上のレストランが完成!
ぽかぽか陽気の中でのランチタイムは本当にいい気分。
心が奪われる程味わい深い造形美 ダケカンバの林
本物のうねうね感はすごいものです。
無事に駐車場に到着 雲ひとつない凄い天気
最後の〆にノンアルコールビールで乾杯
鳥海山・払川コース
帰り道、猿人化した和田さんが木によじ登ったりしながら
今が旬の山菜コシアブラを取りはじめ。。。
自分はまだ山菜には はまらないようにしなければと自制をかけつつも
手伝ったりして。。。
こうして何年かすると山菜名人になってしまうのかもしれない。
来週は昨年佐藤社長が教えてくれたあの山に行者ニンニクでも探しに行こうかと。。。あれ超美味いんだよな~。。。。いやいや
もっと神聖な山登りを!です。山菜モードで山に入ってしまうと街中でショッピングとかわりがなくなるような気が。。。。
とにかく今日はスキー納めに最高のツアーだったですね。
次回からはムラタ山荘も本格的に登山シーズンに突入です。
山友の経営する極楽湯多賀城店が本日オープンしました。
サウナに入ると免疫力が向上したりネガティブな感情が消えて気分が前向きになります。
これからの多賀城復旧に向けて力強い味方が増えました。
ムラタ山荘はそろそろ雪山が終わりに近づき
いよいよ登山の季節に突入!
新緑のエネルギーをもらいに家族で泉ヶ岳~北泉ヶ岳をまわってきました。
気温は15度晴天です。
眩しい程の新緑の中ワクワクしながらのスタートです。
山頂近くなると風が強くふいていましたが、絶景が迎えてくれました。
蔵王から舟形山までの大パノラマそして松島~多賀城~仙台まで自分が生活している街を見下ろす景色はいつ見ても感動です。
手前の赤茶けた木々は新緑の芽の色です。今まさに。。。あと数日で葉が開いてどんどん緑になっていきます。
まるで山の鼓動が聞こえるようでした。
泉ヶ岳の山頂から北側はカタクリの花や
ショウジョウバカマ等が全開で咲いていました。
写真より本物はもっと綺麗!花弁と雄しべ雌しべの色と質感のコントラストが素敵すぎました。
北泉ヶ岳山頂で休憩をとり私達夫婦はそのまま まったりと下山で
これでは物足りないという長男は下の駐車場で合流ということで
泉ヶ岳山頂に再度登り返して下山ということで別れたのですが。。。
長男は我々より20分も早く到着したらしく
日ごろの運動不足を思い知らされました。
さらに私に追い打ちをかけたのは帰りに寄った温泉の体重計です。
これには体重を量ると体重だけではなく肥満度も出てくるもので
丁度、肥満とやや肥満の中間。。。いや。。。ちょっとだけやや肥満側かな?でした。
とにかく普通体重には10kgも減量が必要と判明。。。。
何をどうしたらいいのやら。。。
です。。。
ま~何はともあれ一昨年悩まされた膝痛も全く出ずに
自分としてはとても快調なスタートを切れたので
満足な一日だったかな。
水神コース、北泉からの水神までのコースなどの登山道は地震の影響はなく
以前と変わらない印象でした。表コースも他の登山者に聞く限りはなんともないそうです。
まだ新緑はスタート地点から山頂までの1/3程度ですが木々の枝には今にも葉が開きそうな
はち切れそうな葉っぱの赤ちゃんがぎっしり!
(北泉方面はまだです)
遠くから見ると山が茶ピンク色に染まっていてエネルギーは既に炸裂状態!やばいです。!。!
これから数週間は一年のうちで山がもっとも生命力にみなぎる時期
震災の癒し。。。そして 復興のために もっともっと元気をもらいに!
無理に時間を作ってでも、できるだけ新緑の山に行くつもりです!
人それぞれですが。。。僕にとって山の新緑は歩く瞑想になり心と体のバランスが取れるので
それだけの価値があるのです。
先日 壁の目止め作業が終り
今日から下塗り塗装がはじまりました。
私は見積書とか特注機械の図面とにらめっこ
あの機械が安く仕入れられると喜んでいると
これはダメとか。。思いもよらない出費がかさみます。
上がったり下がったり
いや登ったり下ったり。。。
登山の様な毎日だけれど
早いものであと一ヶ月で厨房が動きだして
7月には営業が始まります。
時々夢の中にいる様な錯覚に陥る事も
ん~いや、これは良くできた夢のなのかもしれないね。
震災から二ヶ月
あの津波の中で後ろは浮き上ったものの
自分の駐車位置からは全く動かなかったお行儀の良いセレナくんが
本日ディーラーのもとへ引き取られて行きました。
10ヶ月ほどの短い付き合いだったけれど
配達やスタッフたちとのBBQ、スキー等沢山の思い出作りを
サポートしてくれました。
ありがとう!
今日は鳥海山の東尾根のピークの一つ笙ヶ岳(1635.3m)
日本海に向かって滑降する憧れのルート
気温は15度前後 空はは薄曇りではあるものの
風もなく視界もまずまず
和田さんの引率で震災仲間のA田くん、77歳とは思えない身体能力のTさんと四人の山行です。
山頂まで後わずかのところからは 目の前に鳥海山の核心部がせり上がってきます。
このワイルドな姿は祓川側から見る景色とはあまりにも違う。。。同じ山とは思えない
鳥海山 笙ヶ岳ツアー
滑りも撮った方が良かったかも。。。
念願の日本海へ向かっての滑降 思い出の一枚です!
誰もいない、風もない、気温もない、時々鳥がさえずる以外は超シーンとしています。
静止しているかのように穏やかな時間の中にいると
被災地とのギャップで余計に心が静まってゆく
これもいい写真だな~ 海と雪山と陸地のバランスはこのコースならではだね
雪の山にいるともう世界がなくなってしまったのではないかと思えるほどの別世界感があるものですが
今日は今まで以上に孤立感を感じました。
無心です
この後 一度登り返しを入れていただき十分に春の山を満喫して無事にゴール
A田くんが用意してくれていたノンアルコールビールを雪の中から掘り出して山の空気をツマミに皆で乾杯!
これが美味いのなんのって!見てください皆の気持ちよさそうな顔を!
先ほどの孤立した別世界感から一気に天国的な別世界へ
この皆で乾杯した時のワクワク感は大事に胸のポケットにしまっておきましょう。
つまずきそうになった時には目を閉じて深呼吸
そして今までしまってきたポケットの中にある沢山のワクワクを再生すれば
また一歩前へ踏み出せます。
和田さんのブログにはいろいろな山のツアー記録がありますよ→M-Free
昨日から壁に断熱材を入れてボード張りがはじまりました。
壁の中にある水道管の断熱チューブをはがしてみるとまだ湿気が残っていて
一部匂いが出ていたので、業者さんがボードを貼ってしまう前に
前日の夜~今朝にかけて急いで巻きなおしました。
骨組の上に手際良くケイカル板が張られて行きます!
いや~前に進んでいる感じがして心が躍ります。
それから
今朝の新聞で、ある避難所の細菌検査をしてみたところ芽胞菌が多く検出され
体力が弱っている方などが感染すると体調を崩す可能性があるという記事を読んで
そういえば芽胞菌は逆性石鹸やアルコール、ちょっとした加熱でも死なないので
今までとは別の殺菌が必要だと思い
あわてて芽胞菌にも有効なステリPROを購入して
業者さんが居ない夜間に気になるところにたっぷりと振りかけておきました!
ステリPROは一時期厨房でも使っていたことがあるのですが
次亜塩素酸の8倍の殺菌力を持ちながらも有機物に触れた途端に水になるというもので
飲み物ではありませんが飲んでも問題がないほどの安全性だそうで(以前飲んでみたことがある)
なので肌にも優しく手にも荒れにくいのでしばらくの間はステリのお世話になりそうです。
この殺菌水は希釈しても使えるのですが原液でも20Lで8000円ちょっとと、安いのがまた良いのです
ただ日の光にあたると効果が薄れやすいことや金属によっては長時間つけておくと腐食する場合が
あるなど
いくつかの約束ごとがあるのでメーカに問い合わせてから使った方がよいです。
ステリPROは白衣などのユニホームやワークショップダブルストーンでおなじみの
楽天などでも買えますが
イシイ株式会社で取り扱っております→イシイ株式会社HP
今日は久しぶりに家族4人で映画を見てきました
コミック 岳の実写版です。
コミックが面白いというか感動的なので
はじまったら皆で行こうと!昨年から待ちに待っていた映画です。
近くの映画館は営業していないのでダイヤモンドシティーまできてみたのだけれど
震災からたった2カ月、人も沢山いて全てがキラキラしていて
水をかぶった地域との差に驚きました。
映画『岳-ガク-』
感想はまず山の空撮が綺麗で山の絵が出るたびに涙が出ました。。。冬の北アルプス何なんでしょう。素敵過ぎます。
後はコミックを読んで山の知識を覚えつつ登場人物の背景も知ってから見ると面白さが何倍もアップするかもしれないと思いました。
さらにさらに効果的なのは小さな山でもいいので登山を経験してから見に行くともっと面白く見れるかもしれません。。。
続編があればもっと良くなるかもね~
雪も溶けて。。。スキーも終わり。。。そろそろ山も新緑の季節 楽しみです
仙台出身のシャンソン歌手
貝山幸子さんが中心となって被災地へのワクワクするような支援をしようと動き出しました。
彼女が言うには
この災害の中で自分に何かできることがないのかという思いがあり
季節が春に移り変わる中
被災地で生活されている方々にも
季節感のあるものやカワイイものやオシャレなものなど
ワクワク感があるものを支援出来たらという気持ちからこのプロジェクトを
スタートさせたらしいのです。
皆さんがステキ、カッコイイ、カワイイと思えるアイテム(化粧品、サングラス、アクセサリー等)
それは、生命を維持するために必要はないかもしれないけれど。。。
でも生きていくには絶対に必要なもの!そう!それはハートが喜ぶような物!
皆さんの支援よろしくお願いいたします。
詳しくは下のページをご覧ください。
お気持ちお届けしまーすプロジェクト→http://okimochiotodoke.salut-paris.com/
貝山幸子のホームページ→http://salut-paris.com/
全国の新聞、雑誌、TV、ラジオ、などマスコミ関係者の方など各業界の方々も
取材等でご協力いただければ大きな力になります。
身近に関係者様がいらっしゃれば協力依頼お願いいたします。