今年も鳥海にきました
前日の予報では動きが遅い小さめの低気圧が二つ
上空に有って風は強いものの晴れの予報。
メンバーは毎度おなじみの僕と浅田君、ガイドの和田さん
今シーズンから本格的にテレマークを始めた
片桐さん、そしてツアーサポートということで
当日飛び入り参加 ゼビオスポーツの山下さんの5人です。
AM8:00過ぎ祓川の第一駐車場に到着
予報に反して風なしの晴天、ぽかぽか陽気が我々を迎えてくれました!
今まで天気の急変や参加者の事情で ことごとく山頂を逃してきたので
今回ははたしてどうなることか。。。。
みんな山頂を見上げてルンルン気分で準備中~
裾野は風のない晴天 あの山頂を目指して出発!
穏やかな天気の中ゆっくりと高度を上げていきます。
1時間程登ると風が出てきました
ここから先標高が上がる程さらに風が強くなるので皆冬装備に着替えます。
時々振り返ると。。。良い景色にワクワクですが
この時、山頂は雲に隠れて見えなくなったり出てきたりと速い動きの雲が取り巻いていました。
だいぶ風とガスが出てきて体感温度は0度位にかんじます。カメラ目線の片桐さん!
ヘルメットカメラでのハイクアップは頭が結構蒸れます。
空を見上げると上空にまるい虹が...
上空大気の水蒸気が多いとできる虹で
後に天気が崩れる予報!
ただし虹の輪がかなり大きいので
標高が低い層での崩れになるのでは?と勝手に解釈。。。
前々回、前回の撤収地点高度1800m付近を通過して
強風とガスの中なんとか山頂直下までたどり着いたものの上に上がるほど風は強まる見込み
ここから先は斜面が急なので途中でスキーからシールを外して帰るには危険なので登り始めたら後戻りはできない
ガイドの和田さんがしばしの沈黙。。。そうしてる間にも上の斜面から誰か先行者がザックを滑落させて下の霧の中に消えてゆく。。。(後に無事回収した様子)
上に出れば天気は回復するという和田さんの判断で全員出発!
ここから山頂までの標高差はたったの200mだけれど、滑りやすい雪質と
猛烈な風で何度も歩みを止めては耐風姿勢を取りゆっくりゆっくり登っていきます。
ガスの切れ間から時折のぞく山頂は手を伸ばせば届きそうなほど近いのに
30分以上経過してもなかなか近づいてはこない。。。
あと山頂に50m程というところで斜面の向きが切り替わり、風が弱まったとほっと一息。。。ついて間もなく
空は晴れ上がり突然の晴天に!びっくり!
今までガスに覆われ飛ばされそうな程の強風だったのがうそみたい!
山頂まであとひと息!超元気なゼビオスポーツ 山下さん
新雪でリセットされた山頂直下 最高~
山頂直下から40~50分以上もかけてやっと折り返し地点の山頂に到着
途中の悪天候で撤収する人達が多かったので?
山頂は僕達5人だけ!
鳥海山(七高山2229m)
最高の気分だ!
荒々しい外輪!
七高山山頂から正面(西)に見える新山2236mはこちら側より7m高い鳥海山の最高地点
あの斜面は滑れるのだろうか!
この絶景を眺めながら
雲上のランチタイムを楽しみます!
山頂では、だいぶ のんびり過ごせました
さて
天国のような休憩&観光を終えて
いよいよデザートの時間!下界へ向けての滑走がはじまります。
標高差約1000mの自然が生んだ大ゲレンデは
前日に新雪が入ったようで眩しいほどの純白です!ホワイトです!
山頂直下はゲレンデのように滑りやすい雪質だ~
途中からトラバースをして誰も滑っていない手つかずの斜面に移動
ここから本格滑降!
M-Free 和田さんが先頭で滑降開始!
この斜面も滑りやすく最高!
この次の斜面で調子に乗った僕は、つい戦闘モードで滑って
見事隠れていた貞子に足をつかまれて前転大転倒!
上から見れば雪の色も変わっていたし先行者の滑り具合でも
わかるはずだったのに。。。
こんな高度まで貞子が上がって来ていたなんて。。。。
※貞子=貞子雪:春山に潜んでいて 気分良く滑っているボーダーやスキーヤーの足を
捕まえて転倒させる部分的に湿った雪質のことで、特に心優しいテレマーカーは餌食になりやすい。
その衝撃でヘッドマウントカメラを落としてしまい。。。
突如始まった宝探しゲーム!
皆さんが登り返して一生懸命探してくれたおかげで
無事にカメラ回収成功。。。
皆さんありがとうございました!
クラストした雪を舞い上げながら思い思いのトレースをつける(片桐さん)
鳥海と太陽を背に(浅田君)
滑りも笑顔もダイナミックな山下さん
一本一本が天国みたい!
午後3時過ぎ全員無事にゴール!
帰りはフォレスタ鳥海で温泉につかり
仙台に20:00?頃到着
日帰りで宇宙に行ってきた位楽しいツアーでございました!!
テレマークスキーレッスン&ツアー、夏山登山→M-free
Mーfreeでゆく鳥海山スキーツアー!
PCでご覧の方は画面上のタイトルもしくは左下のYouTubeマークをクリックするとYouTubeページに飛びます。
そこから画面右下フルスクリーンマークをクリックしてで観ていただくと
鳥海の雄大なスケール感が楽しめます!ぜひお試しを!
テレマークスキーヤー和田淳のバックカントリーでの滑り(テレマーカー教則動画)
十数キロのザックを背負い春雪の不整地バックカントリーで無駄な力を使わず優雅に滑る先生の滑りを
スロー再生を交えて編集しました。
ストックワーク、脚の入れ替え、スタンス体軸の移動など今後の滑りの参考にしたいものだ。
山登りもスキーも(*^_^*)
写真の一枚一枚が綺麗で、見入ってしまいました!
自然の中は超最高~!でした!
動画があると鳥海山の臨場感がとても良く伝わりますね。
大人が子供に帰れる場所“鳥海山”最高に充実したツアーでした、ありがとうございました!
今度お店にもお邪魔させていただきます♪
こちらこそお世話になりました。
山下さんの滑りにが撮れなくて失礼しました。
皆さんのおかげさまでカメラを回収でき!!
山頂の感動を何度も味わえます。
今後はカメラにリーシュコードを付けて望みます。笑