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2019夏の旅行・パリ4日目・ロンドン1日目

2019年08月11日 | kazun's おでかけ

パリ観光の最終日です。

パリの旅行記パート1はこちら、パート2はこちらをどうぞ~。

 

【パリ4日目】

朝ホテルをチェックアウト。スーツケースを持ったままでは観光できないので、ユーロスター(国際列車)発着駅・パリ北駅のコインロッカーに荷物を預けます。

初日に夫とコインロッカーで待ち合わせしたのは、この場所を確認しておくためでした。

 

日本とは違いパリにはコインロッカーが滅多にないので、事前に場所を調べておく必要があります。

ここのコインロッカーは大規模で、まずいっぱいになる心配がありません。中に入るには、空港みたいなセキュリティーチェックを受ける必要があります。

 

さあ、手が空いたところでセーヌ川クルーズに出発!

クルーズは晴れていないと楽しみも半減なので事前予約は賭けですが、究極の晴れ女なので当然この日も快晴です

 

とこの前に、オシャレなカフェでマカロンとワッフルをいただき朝食。

 

本場のマカロンはもちろん美味しいし、パリのカフェはとにかくコーヒーがめちゃうま

 

話には聞いていたけど、オープンカフェがいっぱいあるのね~。絵になるわ~

 

いよいよセーヌ川クルーズ。

老舗のBateaux moushesに乗って、1時間10分の遊覧。

 

乗船前に、オシャレなボックスから日本のパンフレットをいただく。

 

セーヌ川にはほかにも遊覧船がいっぱい!

 

アレクサンドル3世橋。パリで最も壮麗と言われる橋です。

 

ザ・クルーズって感じの写真。エッフェル塔+アレクサンドル3世橋+観光船は最強

 

このあと行こうと思っていた、ノートルダム大聖堂も見ることができました。

不運にも、数ヵ月前に歴史的建造物の多くが焼失してしまいました。

一日も早い復旧を祈ります。

 

大満足のクルーズを終え、出国まで3時間の間に急きょベルサイユ宮殿に行くことにしました。

クルーズ船降場から少し歩くと、宮殿の最寄駅行きの電車があるのでギリギリ間に合うかなと。

 

あぁー、しかしここでまたハプニング。標識に従い15分歩いて駅に向かうも、あるはずの駅がない!

そこにいたポリスに聞いてみると、「駅は向こうだよ!」と元来た方角を指さす。

来た道をまた15分逆戻り。でもそこにも駅はない!

そうこうしているうちに、こんな看板(↓)を見つけてしまいました。

 

フランス語が読めなくたってわかる。

7/15~8/24まで7駅が閉鎖しているということでしょう おそらく下の図は代替バスの案内

 

これで貴重な1時間を無駄にしてしまいました

 

ここまで来たら意地でもベルサイユ宮殿に行ってやるーーー。

片道40分かけ、宮殿の最寄駅に到着。心臓をバクバクさせながら小走りで1つ目の角を左に曲がると・・・、

 

なんと!そこにはおとぎ話に出てくるような、おっきくてゴージャスな宮殿がどーーん!とそびえ立っていました。

 

金ピカのゲート。本物の金箔?

 

写真は宮殿のほんの一部ですが、あまりに現実離れしているのでまるで幻覚を見ているよう。

2つの離宮と敷地を含めると総面積は800万㎡という巨大な宮殿は、ブルボン朝の黄金時代の栄華を形で表現しています。

ああ、中も見てみたい。でも時間がな~い。

20分ほど滞在したでしょうか。そのままトンボ帰りしてパリ北駅に向かったのでした。

 

パリ北駅からは、ユーロスターでロンドンへ向かいます。

以前パリに来た時にはユーロスターが存在していなかったので、乗るのを楽しみにしていました。

 

ロンドンまで約2時間30分。キレイな列車だけれど、日本の新幹線の方が広いかな。

乗車時間の半分はドーバー海峡の地下トンネルを走るので、車窓は真っ暗です。

 

郊外では、こんな牧歌的な風景が見られました~。

 

★ ★ ★

 

【ロンドン1日目】

列車を降りたら別の国に着いてるなんて、なんだか不思議な気分。

無事、ロンドンの玄関口St. Pancras駅に到着しました。

 

ひと目見て、すっかり気に入っちゃった。

パリでは白レンガの建物が多かったのですが、ロンドンは私が大好きな茶系のレンガが多い印象。

 

ロンドンの駅では構内にピアノが置かれているところが多く、道行く人がピアノ演奏をしている姿がステキ

 

St. Pancras駅は市内電車の発着駅King's Cross駅と隣接しています。

日本でいうところの東京駅→大手町駅という感じでしょうか。

 

駅の構内には、長蛇の列が見えます。

それもそのはず。King's Cross駅といえば、「ハリー・ポッター」でホグワーツ魔法魔術学校に向かう列車が出発する駅として有名。

そこには、9と3/4番線のセットが再現されています。

写真撮影に1時間も並ぶけれど、一期一会と思えば並んじゃうよね~。 →企業戦略とはわかっていても、有料写真も買っちゃうよね~

 

イベント担当者がマフラーや魔法の杖を貸してくれて、撮影の準備。

ちなみに、右の男性がマフラーを持っているのは、マフラーが風になびいたところを表現しているらしい。

 

出来上がった写真がこちら。さすがプロ。マフラーも風になびいている。ように見える~。

 

この9と3/4番線。実際の9番線のすぐ近くにセットされているところがファンにはたまらない。

 

ロンドンに着いたら、日本でいうところのSuicaカードみたいなICカード、Oyster Card(オイスターカード)を買うと便利。

日本語の案内もあった~、ナイス

 

にしても、なにゆえオイスター? 私の頭の中では牡蠣がぐ~るぐる。牡蠣の産地でもないのに???

というようなことをSNSでつぶやいたら、友達が教えてくれました。

シェイクスピアの作中に登場する「The world is your oyster.(世界はあなたの思うがまま)」というセリフが由来らしい。

それを知っているのと知らないのとでは大きな違い。一気にステキなカードに思えてきました(笑)。

 

ロンドンの地下鉄は世界最古の1863年開業で、東京の地下鉄(1927年開業)よりだいぶ歴史があります。

ハリー・ポッターの世界さながらの渋くてかっこいいホームには頻繁に電車が行き来していて、路線も発達してるし乗り換えも便利。

 

ただ、バリアフリーという言葉は存在しないみたい。重たい荷物を持っての階段の上り下りは結構しんどいです。

ロンドン在住の友達曰く、エレベーターがない代わりに気づいた乗客がさっと荷物の上げ下げを手伝ってくれるらしい。

さりげない気配りができるって、私がイメージするイギリス紳士そのものだわ。ステキ

 

息子の希望で、ホテルに向かう前にSt.John's Wood駅のとある「道」に寄り道。

 

その名は「アビィロード」。ビートルズのレコードジャケットの写真で知られる、おそらく世界一有名な横断歩道です。

 

king's Cross駅→St.John's Wood駅に向かう途中、目的地の1つ手前の駅で乗り換えをしたのですが、案内音もなくいきなり電車のドアが閉まってしまい、長男だけ乗り損ねてしまいました。

電車の窓からジェスチャーで隣り駅で待ってるね!と指を差し長男もうなずいたので、まあ大丈夫だろうと隣り駅で待つことに。

が、降りた電車は発車することなく、最悪のタイミングでストップしちゃいました~

「しばらく動きません」という構内放送があり、諦めた乗客が電車からどんどん降りていく。

これはヤバいぞ、どうしよう・・・。長男と連絡を取りたくても海外用WiFiは長男が持っている。

 

結局運行が再開したのは30分後。次来る電車に長男が乗っていますように・・・と祈って待っていたのに、なんでーーー!長男が乗ってな~い。

その後2、3本待つけど、そこにも乗っていない。

 

これはかなりマズいことになった 誘拐されたか?

慌てて改札にいる駅員さんを呼びに行こうと地上に向かったならば、なんと改札の向こうに長男が立っているではないかっ!

電車ではなく、まさかのバスでやって来た。

息子の駅では、復旧の見込みが立たないからと電車から全員降ろされてしまったようで、ネットで検索してGoogle先生の指示通りのバスに乗って来たそうです。

でかした息子。いつの間にか成長してたね

これが次男だったらどうなっていたか。英語圏じゃなかったら? 治安の悪いところだったら? 想像するだけでもゾッとします

 

というわけで、家族全員揃ったところで駅を出てアビィロードへGO。

徒歩7分、確認しなくてもその場所はすぐにわかりました。

日没間際だというのに、何の変哲もない横断歩道に観光客がウロウロしています。

 

割と交通量の多い道だけど、車が途切れるたびに順番で横断歩道を歩く写真を撮る。みーーんな同じ動き。

これが何十年も、毎日毎日行われているんでしょうね。

 

もちろん我が家も同じことをしましたけどね(笑)。 ジョンがいないよ!と突っ込まれそうですが、ジョンは撮影係に徹しました。

 

横断歩道の向かいには、Abbey Road Shop。ファンからのメッセージがいっぱい!

 

そんなこんなで、無事ホテルに到着。

当然のように、今日も爆睡です

 

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