キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

甲武信ヶ岳

2006-07-17 23:53:24 | 登山
15日から1泊2日の予定で、奥秩父は甲武信ヶ岳(2,475m)にひとり行ってきました。
初日は展望のきかない急坂を黙々と登り続け、次の日は雨・・・。

7/15(土) 晴/くもり 深夜大雨
 JR塩山駅→西沢渓谷→登山口→木賊山→甲武信小屋(泊)
         10:05    10:50  14:30   15:00

 バスの便が悪く10時に西沢渓谷に着。せめてもう1時間早く着く時間帯のバスが欲しい。
 徳ちゃん新道を経由して甲武信小屋へ。1300mを一気に登る。この程度であれば特につらくはないが、展望がきかないため黙々と歩くだけ。途中のガレ場でようやく展望が利く。残念ながら友達が登っている南アルプスまでは見えなかったが、国師と金峰の展望はすばらしい。正月行こうと思っているルートを確認。
 ようやく木賊山に着くも展望なし。コバエのお出迎え。早々に下る。15時前に小屋に到着。山頂に行こうと思ったが、夕立が心配だったので今日はゆっくりすることに。定番のビールで慰労していると、早速夕立。登らなくて良かった。
 17時半に夕食。カレーライス。イチゴノナタデココがおいしかったが、しっかりタンパク質が欲しかったな~。
 夜は日頃の寝不足を解消するために20時に就寝。今回は珍しく宿泊者との宴会はしなかった(なんとなくそんな雰囲気じゃなかった)。
 夜中、強い風雨の音で目が覚める。これはもしかするとあと1泊停滞か?と思って時計を見たらまだ24時前。早く寝たので、もう4時頃かと思いました(汗)。この調子で降り続け、朝は晴れて欲しいと思いながら、目を閉じる。

7/16(日) 雨/くもり
 甲武信小屋→甲武信ヶ岳→甲武信小屋→破風山→雁坂峠→雁坂峠入口→塩山駅
   5:35       5:55     6:25    7:45    9:30    12:50

 4時半起床。雨は止んでいた。雲間から太陽も見える(太陽を変換すると「タイヨウ」となったり。今回の山はYUI for 雨音薫の曲が頭の中を巡っていたり)。
 朝食は・・・
 5時半に小屋を出発。山頂に着くや否や雨が降り出す。とここで活躍するのが、この間買ったデジカメ-オリンパスのμ710。雨の中でもへっちゃらさ、ということでCanonのS2 1Sをウエストポーチに収納(最近、カメラを入れたウエストポーチを首からぶら下げて胸の位置に固定しています。腰の位置だと登りが急だとひざがあたって邪魔なんです)。ついでに携帯も防水仕様なので、雨でも関係なく使えます。このときばかりは雨でもうれしかったり。まあ、一人で喜んでいるだけですが。
 破風山から雁坂峠までは、起伏に富み、展望も良い(とっても雨とガスで実際には見えませんが)、いいコースでした。こちらを往きコースにすればよかった。
 雁坂峠は、日本三大峠らしい。なんでまた昔の人はこんな道を通ったんだろう、と思うが、勉強不足。こういう歴史や民俗関係の背景を理解して山に登るのも楽しそう。
 雁坂峠からの下りは、沢を2度ほど渡る。思ったより水量は少ない。ということは夜中の雨は、そこまで強くなかったのだろう。
 そうこうしているうちに1時間半で林道に到着。この舗装された道を1時間ほど下って、今回の参考は終了。
 帰りのバスを途中下車して、笛吹の湯で疲れを癒す。周辺にもっといい温泉があるみたい。車でくるといろいろと秘湯巡りができるのに、残念。ここは普通の温泉でした。
 塩山駅に到着後、遅い昼食。甲州名物ほうとうを食す。うまかったです。


【総括】
 ここは冬か秋に来よう。
 コバエ(?)が多くてうざったい。景色を楽しんだり、写真を撮ろうと立ち止まるのがいやになるくらい。
 展望がほとんどきかないこともあり、黙々と歩く。歩くことだけが目的であるかのよう。まあ、体力づくりに行ったと思いましょう。山の出会いもなかったし(って山仲間なり小屋での飲み仲間)。
 ちなみに、いい写真も撮れず。反省。

 もともとこの冬に計画してる甲武信ヶ岳→国師ヶ岳→金峰山→瑞ガキ山縦走の下見が目的。国師以降は以前行ったことがあるので、甲武信ヶ岳にまずは行ってみようと思ったのがきっかけ(なら、長野県側から十文字山を経由して甲武信ヶ岳に行けよ、というところですが、長野県側から行くと交通費が余計にかかるんですよね(苦笑)。来週と8月頭にダイビングを予定しているので、出来るだけ安く行きたかった・・・。秋に甲武信から国師に行こうかな?)

 前回(G.W.)の反省で、今回の山行は長袖を着る。久しぶりにウェアを買ったけど、最近のウェアって、素材がすばらしいんですね。長袖でも暑くありませんでした。いやはや技術革新ってすばらしい。


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