キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

亡国のイージス

2005-07-31 23:59:02 | 映画・コミック等の感想
最近、見たい映画は公開初日に見に行ってるな~。
今年14本目で、今月5本目。

さて、福井3部作の最後、「亡国のイージス」を見に行く。12:30スタートと勘違いして、切符を買ったのに売店でうろうろしていた。予告編が始まっている中に劇場に入り、迷惑な人になってしまいました。

合戦シーンやアクションシーンが良かったですね。DVD買ったら、「うらかぜ」との合戦やF2のシーンは繰り返し見ると思う。登場人物の背景やセリフの意味は、原作を読んでいないと「?」だったかもしれないけど、あえて触れていない、とパンフレットにも書いてあったので、確信的な脚本なんでしょう。原作を読んでいない人はパンフレットを事前に読むことをお勧めします(このパンフレットも1,000円と高いんですよね~。簡単な台本があるから読みがいはありますけどね)。

海自・空自全面協力で、本物の持つすごさはやっぱり見入ってしまうし、セットは違和感なく見ることができました。また、真田広之さんや中井喜一さん、佐藤浩市さんらの演技はやっぱりすごかった。それを考えると如月行役がちょっと物足りなかったかな~。

しかし、原作を読んでいても思ったのですが、F2のシーンや平和の定義(単に戦争でない時期、またそれでも平和を守る云々)、平和ボケした日本人に戦争の現実を見せる、専守防衛や生き残る事が優先などなど、「劇場版パトレーバー1,2」の二番煎じなんですよね~。
「踊る大捜査線」の本広監督などは、パトレーバーのファンで、作中にパトレーバーのオマージュをふんだんに取り入れ、それを公言しています。しかし、原作や福井3部作にはあまりその事に触れられていないような気がします。私が読んでいないだけで、何処かに書いてあるかもれいませんが・・・

また、この映画の最後の部分、評価が分かれるんじゃないから~。梅津(っとこれは『ジパング』だった)じゃなくて宮津艦長の奥さんのくだりは、いきなり出てきて戸惑った。これ原作読んでないと、意味がまったく分からないと思う。

ちなみに、「うらかぜ」の対空戦闘、チャフも間に合わないし、CIWSシーンがなかったのは、機密保持のせい?対空戦闘の発令がでれば、CIWSはフルオートで目標を自動追尾し、自動で攻撃を加えたはずですが・・・。ついでにハープーン1基で護衛艦って沈むものでしょうか?こちらは勉強不足。

と、いろいろ書いても、結局は、DVDも買うし、何度も見るような気がします。
福井3部作の中では、一番の出来!

次は、「ヒナゴン」「皇帝ペンギン」「コーチ・カーター」「容疑者 室井慎次」「サマータイムマシン・ブルース」「NANA」(これ見る気なかったんですが、予告編好きなんですよね)。8月も毎週映画かな。
ついでに、「踊る1,2」「交渉人真下」はTOHOイッキミシリーズで、続けてみる予定。そういえば、洋画は2つだけだ。最近、洋画良いのがないんですよね。といいつつ「SW3」はもう一度見に行きますが。

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