キートンの四方山話

大学で産学連携や知財をやっています。海洋・深海や船舶関係が多め。発言はあくまで個人的見解で所属の組織とは関係ありません

「ダンドリ。」と「結婚できない男」

2006-09-20 01:46:17 | 映画・コミック等の感想
7月クールドラマが続々と終わっていますね。
といってもドラマも「ザ・ホワイトハウス」以外は1年くらい見ていなかったんですけどね。

今クールは「ダンドリ。」が気になっていましたが、途中で挫折。たまたま「ダンドリ。」終了後もテレビをつけっぱなしにしていたので、見てしまった「結婚できない男」に8話目からはまってしまいました。好きになったらもう終わり、というのが残念。DVDが早く出て欲しいと思います。

「ダンドリ。」
原案の話は興味深いものだったので、期待していたんですが、原案はあくまで原案。まったく別物になっていました。ほとんどチアダンス踊るシーンなかったし、最終回の大会のシーンもぜんぜん感動なし。というかエンディングの球場で踊るシーンが一番感動したような気がする。
スポーツ青春もので、「がんばっていきまっしょい」や「ウォーターボーイズ」(個人的には「スウィング・ガールズ」や「シムソンズ」)との違いを出そうとして、見事に失敗した感じですね。余計なストーリーや設定が多すぎ。肝心の踊りがおまけみたいだった。
2番煎じといわれようが、やっぱり定番は見ていて面白いし、感動するんですよね。あ~あ、どうせなら原案を映像化して欲しかった。
それから、役者と背景が合成されたようなシーンが多かった気がしたけど、やっぱり合成かしら?興ざめするんですよね~。

定番との違いを出そうとして失敗したのはドラマ版「タイヨウのうた」もそうですけどね。


「結婚できない男」
やっぱり阿部ちゃんの演技は面白い。夏川結衣さんは初めて見たけど良かったな~。と主役以外にも各登場人物のキャラクターがしっかりしていて、キャラクター見ているだけで楽しかった。セリフの高低や目や口の動き、手足のちょっとした動きが感情表現とマッチしていて、さすがだな~と思いました。
また、脚本もよかったし、カメラというかシーンごとのカメラワーク(画面をひいたり、だんだん近寄ってアップにしたり、画面にちょっとした小道具が合ったり)や部屋の内装などの小道具も私の趣味に合っていました。

最終回の会話のキャッチボールとドッチボールの話は良かったな~。その意味を珍しくとらえて信介が「理想の家」を考案しようとした流れも建築家だけあってgood!。結局「理想の家」ができなかったと「自分と大事に思っている人の家の設計が出来ない」と不器用ながらも告白するシーンは、ちょっと感動。まあ、このドラマのことだから、どっかに落とし穴があるんだろうな~と半分思いながら見ていましたが、予想を裏切らない展開に苦笑しながら見ていました。
最後の終わり方も好きなエンディングのもって行き方でした。
ちょっと夏美さんのウエディング姿を見たいな~、と思ったりもしましたが、これは、ぜひスペシャルドラマに期待しましょう。

とにもかくにも1~7話を早く見たい!




最新の画像もっと見る

コメントを投稿