田んぼ調査開始

九州から帰宅して、本日はさっそくお借りした田んぼの現状調査。
借りるといっても我が家で借りた訳ではない。龍神村の有志数件で組織づくりしながら。
今日は、まずそこに生えている植物の調査と水源調査を中心に行った。
思いの外種類が少ない。水源は問題無し。水量豊富だった。ホッとしている。
地主さんにもお会いし、たいへん喜んでいただいた。良かった！！
少し意外だったのが、昆虫層が異様に少ないこと・・・。
でもこの田んぼは作られなくなって２年、その前もほとんど無農薬だったとのこと。何が原因でこれだけ虫がいないのか・・・。不気味である。
とは言え、前進あるのみ。
次はもう草刈りに入る。さあ、汗をかくぞ！草刈りは今週金曜日の予定！

田んぼ研修

今日、九州から帰る。今まだ日向のホテルです。今回は佐賀県唐津のカービングショーからはじまり、最後は宮崎県日向のＪＲ日向駅前で行われた「やまんかん祭り（山の神祭り）」でのカービングショーとミニ講習だった。
その間に熊本県内で短いが田んぼの研修を受けた。不耕起無農薬栽培だ。
凄いとしか言いようのないものだった。これを真剣に行えば、いろいろな問題が解決されると思う。改善ではなく解決である。さあ、忙しくなるぞ！！

動き出す

昨日さっそく行動プログラムを作った。
組織も地元NPO法人がベースとなる。
土地の手配もさっそくOKが出そうだ。
まずはその土地の実態調査からはじめる。
生態調査は子供達も参加して全ての生き物を把握する。
カマキリの卵の保護・移植や蜂の巣の確認、蜂が巣を作っている草むらは巣が空になってから草刈りをする。全て調査したら地図もつくる。夢の地図である。
作業小屋や堆肥小屋もつくる。
冬に向けて大忙しになりそうだ！！

これからの活動について

これから大きく変わります。
もちろんチェンソーアート業務はこのまま続けます。
それと今住んでいる龍神村で本格的な百姓をはじめます。
★宣言します。「完全無農薬・生態系重視自然農」でやります。
妥協しません。和歌山には南方熊楠先生のような既に未来が見えている方がいました。その意志を受け継ぎ、「生態学」をベースとした人間が本来行うべき生活スタイルの中にある農法を実践します。既に仲間が動き始めています。
ネオニコチノイド廃絶や除草剤、その他の化学農薬を一切使用しないセーフティーゾーンをこの龍神村で起こしていきます。
大自然・神々の恵みとともに・・・。

改めて、除草剤について

愛犬チャチャが元気になって本当に良かった。
落ち着いた所で、もう一度今回の件を考えてみた。
除草剤は、今やどこのホームセンターでも手に入る。ほとんど使い方のビデオが流れ、そのビデオの前に高齢の方々が感心して見入っている。そして買っていく・・・。ＰＲとしては「簡単・便利」が売り物のようだが、説明書きをよーく見ると決して「安全・安心」とは書いていない。使い方を間違えると死に至る恐ろしい薬剤である。現にチャチャは、即死しかけたのである。
問題は、いくつかあるが、地球にこの薬剤を撒くと、土壌微生物は死に、それをなめた動物たちも死に、水が悪化し、しいては人間にも何らかの形で襲いかかってくる。その薬剤は、今まで草を刈っていた人たちが高齢化し、草刈機を扱うのがたいへんになって、ついつい手を出す。特に山間地域の水源地には過疎化によってそれらが多く使用されている。つまり、CO2問題などの身近な環境問題は取り上げられやすいが、本質的にこのような薬剤などの問題などは表に出にくい。
それは人間の本質を高め、何が正しいのかを見極めないと、取り返しのつかない方向へまだまだ進んでいるように思える。

ちなみにネットで除草剤を検索するとほとんど通販サイトが出てきて、魅力的なことが書かれています。その一方で、人への害はほとんど載っておらず、動物への被害は多く報告されています。・・・・だからといって「人に害がない」のではありません。地球自体に撒いてはいけないのです。どうか製造メーカさんも考え直してください。需要があるから・・・というのはもう理由になりません。

人体に影響がないと言い切っている医者を含め、政府関係筋や学者、本当に言い切っても大丈夫ですか？また、直接害を及ぼさない撒き方ができるというだけで、「無毒」ではないでしょう。草が枯れ、土壌微生物が死ぬか大きな変化を与え、動物は死ぬ危険性があるわけですから。

ハッキリ言います。とにかく、除草剤は使うのを即やめましょう！