リニア中央新幹線は、着々と包囲網が縮まる中では、静岡1県が反対してもことは進んでいく。何故なのか?日本人は止まれないからである。島国日本列島に住む日本人の生活の知恵なのかもしれない。小さな島では異論は許されなかったのだ。それ故に、統治の仕方も村八分とか差別をテコにしたのである。
リニア中央新幹線はモグラ電車である。なぜなら9割がトンネルだからである。見えたとしても、速すぎて何がなんだかわからないだろう。風情も旅のロマンスもあったものではない。未来の乗り物の如く、トンネルを猛スピードで走り抜けるだけの話だ。
そして、消費電力がただ事ではない。小さめの原発1基分の電力が必要というから言葉にならない。運賃も相当高いと思われる。現役社員は会社経費とはいえ、小生が現役だったら今の新幹線か飛行機を使うだろう。何しろ、東南海地震が起これば助けられる可能性は殆どないに等しいらしいのだ。それでも工事は進むという。このままでは、数年先に夏の夜のお化け列車が走るということだ。