朝、3艇を見送って、こちらは肝付町の観光に出かかける。
ヨットの横でナマコみたいな生き物がいるので網で掬った。そしたら、怒ったみたいで身体中から針が出てきた。名前は、ハリセンボンだそうだ。よく乾燥させたものが売ってあるのを思い出した。
午前中は、内之浦ロケットセンターに行ってきた。行きは上り坂で1時間、帰りは12分だった。入口に、「人生で最も大切なこものは逆境とよき友である」糸川英夫 という碑があった。毎週末、西宮で盛り上がっている仲間に届ける。
そこで、一句読む「人生で最も素晴らしいことは逆境にある友への何気ない一言である」
この糸川博士の尽力で基地と住民との和が出来、世界でも類を見ない住民との深い交流が続く発射基地となった。その影響からだろうか。我々ヨットマンも歓待を受けるのだろうと想像する。
火のない所に煙は立たないというように、そういう先人の営みがあるから親切なんだろう。
港では、アオサギやトンビ、カモメ、カラスが魚のこぼれたものを狙って乱舞していた。
内之浦港