「不正が開始された04年当時、小泉・竹中改革による派遣法改正で、製造業の派遣が
解禁され、雇用が不安定化する中、雇用保険の支払いを抑制したのでは?」
「賃金の伸びが高く見えるような修正が18年に安倍政権の下で行われた」
(抜粋:元日銀マンが斬る 厚労省の統計不正、真の“闇”)
つまり、安倍政権下で賃金が上がらないという批判をかわすため、こともあろうに
『アンタッチャブル』に手を突っ込んだのである。安倍政権下なら許されるという
【忖度】が働いた結果、今回の有り得べからざる不正が明るみに出たのだ。
皮肉にも『如何に間抜けな安倍政権であるかを物語る』象徴的事件ではないだろうか。
この事件は、後世まで学術書に掲載し続けられることになるだろう。