道路の端でじっとしていた。
ミサイル艇くまたか(一番槍)
早朝にフェリー乗り場に向かうと、昨日まで利尻で警護に当たっていた「ミサイル艇くまたか」が停まっていた。暫し、一尉(大尉のこと)の隊員と話す。この船はアルミ艇で、速度は44ノット(時速80km以上)でる最速艇らしい。重量は200トンと軽めだ。船底が浅いため揺れも多いそうで、船酔いもよくするという。味噌汁の中味が空中浮遊することもままあるらしい。
レーダーもいのが付いていた。燃料は軽油で航続距離は6百海里(約千km)。ただ、照明器具は何故か白熱灯だった。(東京では無料で替えてくれますよと冗談言うと笑っていた)
【自衛隊について】
隊員の精神的な面は別として、サマワでは規律のとれた唯一の国だったらしい。その一因は、兵隊の質だろう。沖縄の駐留米軍の問題を見れば一目瞭然である。教育や文化の面で不利と思える無職等をを採用する米国と、平等に採用する日本の自衛隊とは少し違うのだと思う。実践経験のない自衛隊を買い被るわけでがないが、今日接した自衛官も良識ある同じ国民だという印象を強くした。
【雑記】
係留している近くの漁協のに買い物に行く。お客さんが送ろうと魚のパックを手に持っていたのに、明日利尻へ行かれるならそこで送られた方がいいと勧める店員の何気ない気配りは偉い。やはり、漁協という大きな組織の余裕を感じた。
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