2020/5/13、日本で統合型リゾート(IR)にカジノを設立する計画を断念したことを明らかにした(ロイター)
そのラスベガス・サンズについて
Wikipediaによると、ギャンブル、ホテル、娯楽、カジノ、リゾートを営む
売上高 140.5億ドル 107円換算で約1兆5千億円
営業利益 40.9億ドル 107円換算で約4千4百億円
資産総額 223億ドル 107円換算で約2兆4千億円
業界シェアNo.1といわれるラスベガス・サンズが撤退したことで、雲行きが怪しくなってきた。東京オリンピックに続いて日銀の異次元緩和、日ロ交渉、カジノ事業という政権の看板政策がことごとく破局に陥っている。アホノミクスとおだてられた挙句の頓挫であるが、逆に日本は救われたのではないか。これこそどこからか神風が吹いたのかも知れない。それにしても、最大の懸案事項だった福島原発処理問題は、拉致事件同様にまったく道筋が示されないまま幕となりそうである。「福島と拉致だけは何とか彼にもできるんじゃないか」と淡い期待を抱いた国民も多かったのではないか。