飾らない 素直な 自分らしい毎日に乾杯!

44日目、宗像の大島港に向かって出港


♦5月16日 唐津湊港5:45出港~宗像大島港12:20着岸 33.1㍄(61.3km)

5時45分に出航した。風は3メートル、波は0.5以下、少し曇っている。気になっていたオートパイロットは完全に直っていた。氏の説明によると、ST4000は力が弱いのでワンランク上に変えるか油圧式に変えるといいとアドバイスを戴いた。風がきつい時に使えないことも良くご存知だった。
写真のヨットはフランスamel社製で50フィート(14.8m)ある。そんなにあるようには見えなかったのは、バランスがいいせいで錯覚したためだろう。今まで間近に見たなかで一番デカイ(新西で60を遠くで見た位)。こんな大きなヨット(ケッチ)を欧州から操船は一人でしてきたというから、ただ感嘆するばかりである。この艇種では一番小さいというから、28の自分には別次元である。
12時過ぎに着いたが、風下の岸壁で斜めからのモヤイに時間がかかってしまった。


氷の自動販売機は百円でざる一杯


漁師の天気予報
一つ雷は用心せよ。突風が吹く
春、東風が息をするときは、後で強い風が吹く
春の雨上がりは風が吹く
対岸の陸地がすぼる(霞む)と雨が降るか風が吹く
中略
霧がかかるときは凪、2~3日続く
秋の夕焼けは天気、朝焼けは雨が多い
満潮の時は南風、引き潮は北西か北風になる
秋、西風が吹くと雨が降る

船速があまりに遅いのでヤンマーに聞いてみた。このエンジンは3600回転がMAXなので、7、8割なら大丈夫ですとの回答を得た。明日から、2200rpmから2500rpmまで上げようと思う。
当初、壱岐、対馬、沖ノ島、特牛(こっとい)だったのが、悪天候を考慮して沖ノ島をやめて唐津にした。唐津から柏原漁港を目指したが、柏原の元ヨットクラブ会長より大島を紹介され、やって来た。ここも世界遺産関係だと知らずに。
沖ノ島も一般人は行けなくなったというのをここで知った。宗像銘菓鎮国饅頭を食べながら、アバウトと言えば聞こえはいいが要するに「なんといい加減」「野放図」なのだろうとつくづく思う。

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