霜上製菓の落雁
原材料を見ると、落雁粉、砂糖、水飴、小豆あんとなっていた。
昔仏さんのお供えの定番だった落雁をイメージして食べてみた。えっ、落雁の甘さがない。口当たりは落雁である。サラサラした舌触りも同じだ。だが違う。これは和菓子ではないのではないだろうか。甘さ控えめではないのだ。しっかりとした甘さが口の中に広がるが甘くはない。一体全体なんなのだろう。
最近は週に一度ほどしかアルコールを飲まなくなったが、この落雁と樽神輿の相性を試したくなって少しだけ飲んでみた。甘いのが苦手な酒飲みには贅沢なおつまみであろう。その分量もすこーしだけで十分である。こんなお供え物が仏さんの近くに置いてあったら先祖もつい手が出てしまわないかと変な心配をしてしまいそうだ。