飾らない 素直な 自分らしい毎日に乾杯!

九州物産展で買い求めた”かるかん”に郷愁の味

その昔、友人が里帰りしたあとの土産がこの軽羹饅頭だった。由来によると、播州明石出身で、江戸にて修行中だったのだろうか、薩摩藩主に認められて鹿児島に来たのだという。材料をみると、自然薯と砂糖、米粉を使用とある。暑い夏にも食べやすいように、ぱさっとした食感が堪らない。友人はこれが大好きだという。

小生は白い饅頭が好きではあるが、この軽羹も同じくらい好きである。但し、饅頭と言えば、1979年に本場で食べた、餡が入っていない御飯代わりの万頭より旨いものを未だ嘗て食べたことがない。今の時代に本場に行ってその万頭があるのだろうか?
敢えて訪ねなくても、微かに残る記憶の中だけで十分だとも思うのである。
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