防衛省は24日、2015、16年度に防衛装備庁調達企画課の担当者(当時)が同庁長官の決裁済み文書に追記していたことが分かったと発表した。 昨年にも同様の事例が発覚したことから、過去の文書を調べ直していたところ、発覚したという。(朝日)
財務省の公文書改ざん事件、国交省の基幹統計無断書き換え二重計上事件などより遙かに重大かつ深刻な事件が発覚した。こんなことが罷り通るとしたら組織は形骸化して体をなさない。どこかの国と同じ独裁国家に成り下ってしまうだろう。
政権を野党から取り戻した自公政権は一体全体何をしでかしたのだろう。恐るべき日本統治機能の喪失である。”千丈の堤も蟻の一穴より崩れる”というが、正にそのことである。森友加計かけ蕎麦や親子丼のレベルではない。
GDP世界第3位という魔法の呪文に踊らされて、日本の平均給与は世界22位(プレジデント)という現実を報道しないメディアや評論家によって閉ざされた井の中の蛙と言われるが、その井戸が蟻の一穴で崩れかかっているのである。