飾らない 素直な 自分らしい毎日に乾杯!

大上段に構えて、「人生とは死への悟り也」とは・・・

平均寿命 男性81.64 女性87.74
健康寿命 男性72.68 女性75.38
平均余命 70歳男性15年、女性20年 80歳男性9年、女性12年

平均寿命では、女性が香港に次いで2位、男性は香港とスイスに次いで3位というから世界でもダントツの長寿国である。だがしかし、これはあくまでも平均の話に過ぎない。死は何時どのように訪れるのか分からない。不慮の事故であれば一瞬である。大きな病であれば下り坂のように早まる。幼い子供にも例外はない。

年末になれば、また歳を取るのかと呟くことが多くなった。1歳であれば1年は1分の1である。50歳であれば50分の1である。50歳はなんと1歳の50分の1でしかない。1年が早い筈だ。これで後10数年で終わりか・・・

人生とはなんだろう。何か大きな仕事をして名を成すことだろうか。名を残さなくても人それぞれに仕事をして、何かをしてこの世から去っていく。だが、若くして去る人もいる。それらは一体何なのだろう。人間は考える動物である限り自問自答して人を悩ましている。

人生はとどのつまり、その人の”死の悟り”ではないのだろうか。一瞬で亡くなる人でさえ持つ”悟り”に凝縮されていると思う。生を享けてそれを返す時に誰もが閃く”悟り”である。人生とは死を前にして、一瞬に閃くその言葉に凝縮されるのではないだろうか。平均寿命の数字を見ながらそんなことを思いなあら、ゆく年くる年を過ごしている。
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