アンケートと称して、定期点検整備をやっていますかというハガキがやってきた。ユーザー車検時に「前検査」「後整備」の場合、本当に整備したのか不明となる。当人の自主性に任せられているので、たとえ整備を無視したとしてもお咎めがあるとは聞いたことがない。
新車から乗っている人は販売店で無料整備があるので、最初の車検はパスしてもいい位に整備は万全である。問題は販売店で整備が切れた後のことである。過酷な乗り方をした場合などは整備をきっちりした方がいい。愛車パサートは5年目まで整備・保証付きだったので車検用の定期整備は無駄遣いに思えたものだ。
そんな過剰気味の整備とは真逆の整備なし車両が、市中を走り回っているかもしれないという。国交省はそれを心配しているようだ。なんとも嘆かわしいお役所仕事の典型である。何れは適宜修正される案件であろうが、常識で考えたらと思う行政の瑕疵が最近多いように想う。