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5/5 笠岡から少し迂回(方角を勘違いしてしまった)して、10時過ぎに多度津港の県営桟橋に係留した。前回はこの奥にあるフェリー乗り場横(前回はこの場所と勘違いしてしまった)に留めさせてもらった。
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港から多度津駅まで12、3分くらい。折角来たのだから港街を歩くのもいい。川には大きな鯉が悠々と泳いでいた。
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海の守り神、金毘羅山にお参りする。
地方の神社仏閣は、石段などが多い気がする。京都では知恩院、高山寺が直ぐに思い出されるくらいかな。
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多度津港を2時半過ぎに出たが、生憎の逆潮で3.6ノット(時速6.6km)。女木島に着いたのは、陽が落ちる7時だった。その頃に漁をする船が案外と多くて、写真の仕掛けをやっていた。
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女木島にもビジターバースはあるが、引き潮の影響が結構強くて懲りた経験があるので、今回も漁港に係留する。ここは漁船も少ないので夜は静かである。
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5/6 5時半に出港、給油できるマリーナを探すが須磨マリーナまで適当なところがない。明石の潮待ちも兼ねて古巣の播磨ボートパークに15時過ぎ一時係留し、友人から船と人間の燃料を補給してもらう。頃合いの18時過ぎに出港する。海苔網は回収されたと思っていたら、大橋まで延々と残っていた。標識がほとんど無くなっていて冷や冷やしながら慎重に目で確認して、陸沿いの海路を2時間半かけて進んだ。
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やっと明石海峡を抜けると待望の転流があって、それからはスムーズに西宮までクルーズできた。夜間の航海には不安もあったが、慣れた海路で月明りもあれば、ちゃんと監視をして進めば船が少ないので昼間より安全だと分かった。