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非違行為について考えさせられた敦賀2号機再稼働

遮断機が下りた踏切を通る自動車はいないが、活断層の上の原発はどうなのだろう?
2024/11/13に原子力規制委員会は、日本原電の敦賀原発2号機の新規制基準に適合しないと決定した。原電は、敷地内で行った地質調査から活断層ではないとしてきたが、科学的根拠が乏しいと断じられてしまった。

どうしてこういうことが起こるのだろうか?科学的根拠は、片方が正解でもう片方は不正解と真逆になるものだろうか?ということは、今までの科学的根拠をもって原発を稼働してきた中に、不正が紛れている可能性すら疑われることになる。日本原子力発電株式会社関係者は一体全体どうしたんだろう?稼働する原発も持たずにやりくりしているというが、彼らに非違行為はなかったんだろうか?

福島原発事故に触れるが、東電や経産省の関係者に非違行為は無かったのだろうか?無かったのに漫然と見逃したのだろうか。交通事故では、赤信号を見逃して事故を起こしたら厳罰に処せられるが、原発では処分対象にもならないのだろう。

注:日本原子力発電株式会社 1957/11/1設立、発電設備2基226万KW、総資産8042億円、従業員1188人
注:非違行為とは、法的根拠のない非法行為と法律に違反する違法行為の総称で、違法行為は、犯罪と呼ばれるものに相当する多くの行為である。
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