「 機能性表示食品は2015年に導入された制度で、事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示できる。」(毎日)
どう転んでも、会社の利益が最優先の機能性表示食品であることには変わりない。儲けるためになりふり構わずなどと言うことはない筈だ。ただ、機能性を前面に打ち出しているため、負の側面がなおざりになる恐れは十分あるだろう。科学的根拠といっても、僅かな改善さえあれば必要十分だったのではないだろうか。
この機能性表示食品もこの10年ほどの間に認可されたもので、経済浮揚のためなりふり構わずだったとは思えないが、便利さや機能性を追い求め過ぎたせいではないだろうか。この30年、あくせく働いて、心を置き去りにしてしまった日本人という風に思えてならない。