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英紙タイムズは3日、東京五輪・パラリンピックを「中止にするべき時が来た」とするコラムを掲載した。予定通り五輪を開催した場合に「日本のみならず世界へのリスクは大きすぎる」と警告した。世界中から選手、審判、関係者らが集まるため「対策を講じても人々は感染し、亡くなる人もいるだろう」と主張した。 (共同通信)
ロンドン・タイムズ紙は、「日本政府は内密に新型コロナウイルスのために東京五輪を中止しなければならないとの結論を出した」。記事は「連立与党の古参議員によると、すでに1年延期されている五輪大会の開催は、もう絶望的だということで意見が一致している」と暴露。「誰もそれ(中止決定)を最初に言い出したくはない」というコメントを紹介している。 (Yahooニュース1/22)
東京五輪のマークを見れば解ることだが、”TOKYO2020”と過去形になっている。”死んだ子の年を数える”の諺のように、今さら言ってもどうにもならないこと、くよくよと思い煩ってどうするのだろう。
政界では、Bプランとして中止のシナリオが進行しているが、誰も貧乏くじは引きたがらないのでズルズルと先延ばしになっているというのが定説だ。今回の緊急事態宣言の延長期間に「新型コロナが収束しない」ことで中止判断に持っていきたいのだろう。『収束しないように祈るという』皮肉な運命は、政権の天命なのだろう。